猫の萌葱ちゃん★どたばたスペース

2001年生まれ、雑種めす、子猫でもらってきました。家猫がたくさん産んだそうです。
成猫になると首から尾の付け根まで20cmというけっこうな身長に。
空港バスで外人さんに “big cat” と言われてしまいました。
太りすぎではありませんでしたが、最高5kgくらいの体重でした。

2021年現在、20歳、体重は3kgくらいまで落ちています。
20歳まで生きてくれたので、重い病気が見つかっても
うちでは積極治療はしない方針にしました。
痛みなどがある場合は緩和されるようにするつもりです。

さて、猫が年老いてきたらどうなるか、
私が気が付いた老化現象を、順を追って記載します。

１．目が濁る（白濁）
よくある黄色い目でしたが、いつの間にか白く濁ってきました。
たぶん10歳くらいからだったのではないかと思います。本当にいつの間にかなので
見慣れてしまって気づくのが遅れました。
濁ると同時に、ずっと瞳孔が開いてしまって（黒目）、細くなること（いわゆる猫の目）が無くなりました。
しかしまだ見えているようで、手を振るとちゃんと寄ってきます。

２．毛艶がなくなる
次第に被毛が艶が無くなり、油分がなく、パサパサした感じになっていきました。
最近は元気もないからか、毛づくろいはほとんどしません。
したがって濡れタオルで体をふいてあげてます。

３．毛束ができる
毛づくろいをしないからか、毛束になっている部分があります。
ブラッシングでも簡単にはほぐれないし、無理をすると皮膚を傷めそうです。
したがって皮膚を傷つけないようにハサミでカットしました。

４．口臭
歯磨きをしてこなかったので、歯垢がすごくたまっています。
しかし体が弱ってくると溝臭くなってきました。
今から歯磨きしようとしても嫌がるし、歯垢が固すぎて効き目があるのかどうか。
それでもできるだけ歯磨きしています。

５．後ろ足が弱る
まだベッドに飛び乗る脚力はありますが、踏ん張りがききません。
これも徐々にだったので、ヨボヨボになってから気が付きました。
座るのも足を曲げる力が足りないようで、座るより寝転ぶ方が多いです。

６．床で滑る
肉球の油分がなくなり、特に後ろ足が床で滑ります。
立ったり座ったりするにも、滑るのでうまくできません。

７．目ヤニ
たぶん常在菌だと思うのですが、免疫が低下しているのか
目ヤニが増えました。濡れティッシュで目頭からそっと取り除いています。

８．吐き戻し
今までは毛玉が出ていたのですが、毛づくろいしなくなったので
吐くことが減るのかと思いましたが、カリカリをそのまま吐き戻すことが増えました。
したがってドロドロのご飯（缶詰、総合栄養食）を増やしました。
今のところまだカリカリを食べたがるので与えています。

９．トイレの粗相
半年くらい前から、トイレの手前でおしっこを漏らすことが増え、今はさらに手前、
トイレに行く途中でおしっこをしてしまいます。トイレに間に合わないというよりは、
ボケておしっこする場所が分からなくなっているような気がします。
ペットおむつを試しましたがおしっこが漏れ出て役に立たなかったので
新生児用赤ちゃんおむつを加工して使用しています。
ウンチはまだコロコロしているので、おむつの中にしてもらい、
おむつ交換時に濡れタオルで拭いてあげています。
あちこちの床板を傷めてしまいリフォーム代がこわいです。

１０．咳（せき）
これは最近ですが、一日に何度か、ケホケホと咳をするようになりました。
老化もあると思いますが、これについては病院で診てもらった方がよさそうです。
咳の種類によっては見逃せない病気のこともあるようです。

１１．耳垢（みみあか）
体調が悪い時、黒い耳垢が耳たぶまで増えてきます。濡れティッシュで拭き取りました。
あまり奥まで拭くと耳を傷めるので見える範囲でぬれた綿棒で取り除きます。

１２．鼻水（はなみず）
咳と鼻水なら風邪かと思うのですが、人間と違うので病院で診てもらう方がよさそうです。
濡れティッシュで拭き取ります。

１３．体重が減る
筋肉が落ち、後ろ足や背骨回りなどの筋肉がなくなります。
ウエストは片手でつかめるほどになっています。

１４．爪が厚くなる
代謝が落ちたせいもあるかもしれないし、単に爪とぎをしなくなったからかも。
さらにそのせいで、爪の中に汚れがたまります。爪切りの際に時々爪をめくるように剥がしてみたりします。元々爪切りが好きな子はあまりいませんから、なかなかこの作業は難しい。
爪切りをしても床にカチカチ当たるのは、爪の出し入れの筋力も落ちているのでしょうか。


●寝たきりになったらどうするか

さらに老化が進むと、きっと歩けなくなったり、ご飯を食べなくなったりすると思います。
日中は仕事に行かないといけないし、どうしようかなぁと今から悩んでいます。
10歳下のもう一匹のために、今回の経験が活かせればと思っています。
・日中はどこかに預ける
・一緒に出勤する（そんな職場があればいいけど）
・webカメラを設置して、スマホで見守りする（駆けつけは時間がかかる）
・仕事を辞めて介護する（厳しいな）
・介護施設に預ける（お金がかかる）



他にも情報がありましたら追記します。