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カテゴリ:北海道観光案内
十勝の中札内村に来ました。
中札内村は政府の地方を放棄する政策により今は帯広市の一部となっています。 この機会にと、朝、仕事前に『幸福駅』に行ってみました。 樹氷になっていますね。十勝は冷え込みます。 みなさんは、幸福を紹介した1973年のNHKの『新日本紀行』を見ましたか? 私は見ました。 まさか、それから一気に幸福が観光地になるなんて思いもよらずに見てました。 放送前は無名の辺境の駅が、 一瞬で全国に有名になるマスコミの威力を見せつけられたものでした。 でも、それから37年。一度も行ったことがない所に、初めて行きました。 早朝なので、誰も居ません。 今でも、広い駐車場もあり、観光地にかわりはありませんでした。 願いを掛けた貼り札がびっしりと。 幸せを願う気持ちはみんな同じですね。 かつてはここに鉄道が走り、通学、通院へ地域の足となっていました。 東北新幹線の赤字が年間2,000億円。 上越新幹線の赤字が年間1,000億円。 地方の鉄道の赤字が全国の総計で500億円。 そういう時代でした。 しかし、政治の力で新幹線は不問。 地方だけをヤリ玉にあげて、鉄路は剥がされました。 私には、政治の無原則な執政の象徴に見える地でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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