Stairway to 埼玉

女性専用車両というものがあります。これは女性に対するチカンなど迷惑行為の被害を防ぐために設けられたシステムです。現在、東京では23時以降など夜間限定で実施していますが大阪環状線などは一日中実施しています。

さてさて、私が考えているのは果たして女性専用車両が本当に必要なのだろうかということです。別にこれが逆差別だとか人種隔離だとかそんな了見の狭いことを言いたい訳ではありません。しかし、女性専用車両よりももっと必要とされる車両があるのではないかということです。

私は長年「学生専用車両を作るべきだ」と考えていました。朝の通勤ラッシュを見てみると少なからず学校へ通う子供たちを見ることができます。まあ、高校生とかはいいとして小学生や中学生にとって通勤電車はとてつもなく過酷ではないでしょうか。私も中学一年から電車で通学をしていました。当時の私は身長150cmほどで、電車に乗り込めば四方を大人の背中に囲まれてしまいます。身動きが取れないのは当然で、体力も大人よりも格段に落ちます。これが小学生ならなおさら大変です。こんな状況を毎朝繰り返していたら子供たちはどうなってしまうのでしょう。当時の私は朝の通学で一日の体力の半分は使っていました。その後、学校へ行き授業を受けて部活に出る。そんな生活が続けば体に無理が出ます。日本の将来を担う子供たちが朝の通学だけでヘトヘト→疲れで授業に集中できない→学力低下→ストレスが溜まる→家庭内暴力＆校内暴力→家庭崩壊＆学校崩壊→(ﾟдﾟ)ﾏｽﾞｰってなことになります。ああっ日本は終わりだ！明治維新以降、先駆者たちが築き上げてきた日本は間もなく音を立てて崩れようとしている！

しかし、JRや私鉄が朝の通勤時間帯に「学生専用車両」を設ければ、子供たちの通学が楽になる→疲れも溜まらず授業集中＆部活もエンジョイ→豊かな心と感性を持った大人になる→日本の未来は明るい！おまけに内気な女子中学生がチカンの被害にあうこともなくなる。よし、最高だ！完璧だ！パーフェクトだ！

さあ、今すぐ鉄道会社は「学生専用車両」を導入しろ。日本の未来のために。つーかよく考えたら朝は「学生専用車両」にして夜は「女性専用車両」にすればいーんじゃん。なんだ、実に簡単なことだね。