|
カテゴリ:本
☆「火車」宮部みゆき☆ 過去の自己破産の発覚がきっかけで、 婚約者の前から姿を消してしまった女性がいて、 でもその失踪した女性は、 過去に自己破産をした女性になりすましていた、 全くの別人でした。 その2人の女性の過去や、 動機を探る休職中の刑事のお話でした。 クレジットやローンの支払いが増えて、 それを返済する為に、キャッシングや消費者金融に走るなんて、 冷静に考えるとバカバカしいけど、 借入が増えるとそういう手段に走ってしまうのかな。 知り合いにもそういう子がいました。 彼と同棲してて、初めは生活費の為に、 「むじんくん」みたいな所で少し借りたようです。 親に反対されてたから、生活が苦しくても頼る事が出来なくて、 でも、欲しい物は色々あるから、軽い感じで。 その子は実家が裕福な家庭なので、 欲しい物に対して、そんなに我慢した事がなかったのかも。 借り始めたらどんどん借入が増えて しかもあちこちの会社に手を出してて、 ずっと利子だけを払ってる状態が続いていました。 ああいう所って、利子さえちゃんと払っていれば、 優良扱いらしくて、どんどん借りられる金額が増えるんですね。 それに、初めの審査はすごく簡単らしいです。 最後には一社にまとめて、他の会社は清算したみたいだけど、 その一社が多額になった訳で、 結局利子を払い続けてたみたい。 その後どうしたか聞いてないけど・・・。 とにかくキャッシングや消費者金融には手を出すまいと、 心に誓いました。 私は意志が弱いから、 タガが外れるとどうなるか分からないし。 少しずつ切れ切れに読んでいたのですが、 やっぱり面白くて、最後は一気に読みきりました。 読後は一応スッキリでしたが、 co1108さんが言ってたように、 続きがどうなったのか知りたいかも・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本] カテゴリの最新記事
|