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カテゴリ:本
先日、実家から文庫本を持って帰ってきたのですが、 その中に姉の本も何冊か混じってました。 自分では買った事が無いので、 山本さんの作品を読んだのはこの本が初めてです。 サラッと読めて面白かったので、 他の作品も読んでみたいと思いました。 93年に出版された本らしいので、 時代背景がバブルっぽいですが、 私もそんな頃に青春時代を過ごしたので、 共感できる部分が多かったです。 女の子は綺麗でスタイルが良ければ怖い物なしって言うのは、 若い頃は誰でも思う事ですよね。 確かに若いってだけでチヤホヤされたし、 綺麗で華やかな子と、そうでない子の扱いって、 明らかに違うし・・・。 チヤホヤされて遊んでいるのはすごく楽しいけど、 問題なのは若さが失われた時で、 その時、信頼できる友達もパートナーも居なくて、 打ち込める仕事も持っていないと、すごく寂しいですよね。 若さだけじゃなく、自分にはこれがあるんだっていう、 確固たる物を持てるといいのですが。 一度痛い目をみないと気づかない事ってありますよね。 主人公は泣くかもしれないけど、 泣いた後に、前よりずっと力強く立ち上がるような気がします。 私は自分に自信が持てず、いつもクヨクヨ考えてばかりなので、 もっと強くなりたいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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