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カテゴリ:本
最近、桐野さんの作品では、 「アイムソーリー、ママ」と「アンボス・ムンドス」を読んだのですが、 読後がちょっと強烈だったので、感想が書けませんでした 「魂萌え!」は、 主人公にすんなり感情移入できて、一気に読みました。 現実味がありすぎて、自分や家族、友人などについて、 読後に色々考えてしまいました 主人公の夫のお葬式の場面から物語が始まります。 主人公は還暦近くまでずっと専業主婦をしていた為、 社会とは大きな隔たりがありました。 そんな世間知らずな主人公に、 夫の死をきっかけに色々な問題が押し寄せます。 初めはオロオロしていた主人公が、 問題を乗り越えて、次第に強くなって行くのが爽快でした 私は、変わる前の主人公のように、ハッキリ物を言えないタイプなので、 こんなふうに強くなれたらいいと思います。 おばちゃんになる頃には強くなってるかな 私がハッキリ言えない原因って、相手に悪く思われたくないとか、 場の雰囲気を壊したら悪いとか、八方美人的な事なので、 そういう自分が嫌なんだけど、なかなか変われません 私は超インドア派で、趣味というとネットや読書くらいだし、 どちらかと言うと1人で行動するのが好きだし、 友達がすごく多い訳でもないし、 もしかして旦那が先に逝ってしまったら、 すごく寂しい老後になるのかなーなんて思ったりしました 一生の、ライフワークを見つけなくては お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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