上海起業ストーリー 目指せ！チャイニーズドリーム

　上海は今日も暑い！とにかく暑い！
　暑くて暑くて溶けてしまいそうなくらい暑いです。たぶん40度近くあるんじゃないだろうか？でも周囲の人々は、いたって涼しそうな顔。しきりに額の汗をぬぐっているのは私だけ？いつも不思議に思います。

　今日は日曜日なので、エアコンの効いた部屋でのんびりと！といきたいところですが、そうもいかないのでした。

　そう、今週から始まる、あるお客さんへの日本語基礎研修の先生候補の方と面談の約束がありました。ある信頼できる方からのご紹介ですので、安心はしていますが、ちょっと心配。どんな人か？期待と不安で複雑な気分です。

　弊社では、ひとつのビジネスとして、日本企業向けのソフトウェア開発を行っている中国のソフトウェア企業の技術者教育も行っています。日本語教育から、品質意識の向上、日本的ビジネス感覚の養成、プロジェクトマネジメント等々、日本企業と取引するために必要となる人材を育成するのが私たちの役割です。

　面談のため、珈琲店「真鍋」で待ち合わせ。「真鍋」は、日本の「珈琲館」と同じオーナーの店で、炭火珈琲が売りです。私はいつもの通り、炭火氷珈琲（炭火アイスコーヒー）を注文。値段は１杯28人民元。ですから約370円くらいです。中国の物価から考えると高価ですが、結構、お客さんが入ってます。

　ちなみに、「真鍋」は、無線ＬＡＮ付きのノートＰＣがあれば、1時間15人民元でインターネットも利用できる画期的な店です。でも意外と知られていない？。

　待つこと10数分。そこへ先生が登場！
　第一印象は、「明るい笑顔」「優しいおとうさん」です。

　名刺交換すると、○○○○○外国語学校の校長先生でした。校長先生自ら日本語教師をしてくれるのかあ～。と感激！

　日本の有名大学にも留学経験があるとのこと。経験もかなり豊富です。残念ながら日本語がペラペラとは言えないですが、必ずしも日本語会話が上手な人が教えるのも上手とは限らないことを、経験上、わかっていますので、それはよしとすることにしました。

　とにかく情熱を感じました。「若い人に日本語を教えるのが生きがい」という感じの人です。情熱って重要ですよね？いくら仕事が出来る人でも情熱がなければ、力は半分。仕事に情熱を注ぎ込めるのはすばらしいことだと思います。

　私は、何となく、この先生と今後長いお付き合いになる予感を感じました。