上海起業ストーリー 目指せ！チャイニーズドリーム

　今日も相変わらず上海は暑いです。聞くところによると、７１年ぶりの猛暑とのこと。道理で暑いわけです！

　今日も暑いですが、そんな中、ちょっと大きめの商談がありました。

　あるお得意先様の中国人総経理（社長）からの引き合いで、人材育成（社員教育）も含め、企業内のある機能を丸ごと弊社にアウトソーシングしたいというお話です。
　
　仕事の中身は、かなり責任重大。お客さんの企業の将来に大きく左右するようなものです。ですから、やす請け合いは禁物と思い、数日間熟慮して提案を行ない、その提案内容の打合せが今日でした。

　もちろん、初対面のお客さんからは、こんな引き合いを頂けるわけがありません。今まで、地道な努力で、こつこつと小さな実績を積み上げてきた成果だと思います。

　このお客さんからは絶大な信頼を得ているという証です。仕事の引き合いをもらえ、成約できるかどうかよりも、絶大な信頼を得ているというのが最高の喜びです。この仕事（人材育成）、やっていて良かったなとちょっと感動してしまいました！

　さらにまだおまけがあります。「うちの副総経理（副社長）になってくれませんか？その気があれば董事会（役員会）に正式に答申します。」との申し出も頂きました。

　私はちょっとびっくりしましたが、少し考えてから、「自分のビジネスもあるので、非常勤、兼務でも宜しければ喜んで！まずは今回の仕事で必ず成果を出すべく頑張ります！」と答えました。　

　最近、ちょっとツキが出てきたかな？気のせいでなければ良いのだけれど！

　最近つくづく思います。ビジネス上、最も重要なこと、それは、人と人との繋がり、人間関係です。これが基本です。中国人とか日本人とか、ぜんぜん関係ないです。中国人と日本人ではなく、人と人だと思います。