カテゴリ:仕事/社会生活
すっかり日記ごぶさたです。最近なかなか忙しくて、日記無精になってました。これからもちょこちょこレトロアクティブに更新していきます。
さて、今日は以前のクラスメイトで、現在某ワールドワイドな設計事務所に勤めている友達に会ってきました。そこで大きな会社と小さな会社で勤めることのメリット・デメリットについての話になりました。 彼の会社のような大きな所で働くメリットは、まずプロジェクトが比較的安定していること。そして若い社員をトレーニングするだけの余裕と人材があること。それから福利厚生なども充実しています。外国人雇用に関してはビザのサポートなども全部会社が面倒見てくれます。これに対してデメリットとしては、プロジェクトのごく一部のタスクを与えられ、プロジェクトを全体的な視野で見ることが難しいこと。プロジェクトが大きいため期間も長く、最初から完結までを一貫して見れないこと。大きなプロジェクトだと竣工にも時間がかかるため、自分のデザインした設備が稼動するのをなかなか見れないこと。また結構上のレベルにならないとクライアントとのミーティングに出席することもなく、終始事務所のデスクで与えられた仕事をこなすことになる。こんなことなどがデメリットとして挙げられます。 一方小さい規模の事務所の場合、メリットとデメリットは上記大きい事務所のほぼ反対。メリットは比較的短期なプロジェクトが多いため一貫してプロジェクトに携わることができ、総括的な視野でプロジェクトを見ることができること。会社によっては大企業のように明確に営業部門や技術部門に分かれていないため、いろいろやらされる分、いろいろ経験を積めるわけです。トレーニングに関しては、これはメリットなのかデメリットなのか人によって判断も異なるかもしれませんが、トレーニングする間もなくいきなり実戦投入されることが多いので、否が応でもスキルは見に付いていきます。ただスキルの覚え方が大企業のトレーニングプロセスに比べて多少荒く、体系化されていないことなどは否めません。また最初はとにかくスキル取得に専念したい、と思う人には、他にも様々なことをしなければならないので、新卒先としては面倒なことが多いかもしれません。他のデメリットとしても会社が不安定だったり、福利厚生が貧弱だったり、給料が安かったり、などいろいろありますが。 さらに小規模な会社で注意すべき点は、その会社が大会社の下請けのような会社になっていると、会社そのものが大企業の一部分として単純作業だけを請け負うようなことになり、プロジェクトの全体像が見えないばかりか、スキルアップもあまり見込めません。また下請けでなくても、ある非常に狭い分野に特化した会社だと、ホントにそれしか学べない、というデメリットもあります。 というわけで、個人的には若いうちは大会社でとにかく技術的スキルを身に付け、それから中小企業へプロジェクトマネージャーレベルで転職し、その会社で昇進するもよし、そこでキャリアを積んでから再び大企業へプロジェクトマネージャーレベルで戻ってもよし。そんなキャリアプランが妥当なのかな、と思いました。今更これをやるには俺は既に結構年食ってしまっているんだが。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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