カテゴリ:日常生活
キッチンのオーブンが壊れて火が付かなかったので、大家に来て修理してもらった。僕は普段、ガスの無駄遣いをしたくないんでパイロットランプ(注1)を消している。しかしパイロットランプを点けてもオーブンは点火されないし、ガスも出ている気配がないので、問題は点火系ではないと予想した。電話でも大家にそれを伝え、パイロットランプを点けておいたほうがいいかを聞くと、大家は「パイロットランプを再点火しなくてもいいよ、こっちでやるから」と答えた。
かくして僕の不在中に大家が修理に来たのだが、どうも直せなかったらしく、後日修理屋を呼ぶことに。そして後日、僕も自宅に居るときに大家と修理屋が来て修理。壊れていたのは熱伝対(注2)。熱伝対自体は$5~10くらいなのだが、修理屋の人件費で総修理費はなんと$200!もちろんこれは僕の責任ではないので大家が支払う。大家かなり落胆の表情。大家曰く「熱伝対なら自分で簡単に修理できたのに!」「パイロットランプを消しているってなんで言ってくれなかったんだ。言ってくれれば$200も払わなくて済んだのに」と、嘆き半分に文句を言われました。っていうか、俺が言ったのをちゃんと聞いとけよ。。。「電話でちゃんと言ったでしょ。」と言うと、聞いてない、覚えていない、と言います。まあ、別に俺が払わされたわけじゃないからいいんだけども。作業が終わって廊下に出てからも、アパートの住人に「ちゃんと言ってくれないもんだから酷いめに遭ったよ」みたいな愚痴を言ってました。だから、全部お前の責任だっつの。 この大家、数週間前に僕がオーブンの件で頼んだ後、間違えて他の所有物件に行ってオーブンを直そうと試みたけど、異常がなかったので疑問に思っていたらしい。僕が「あんた、来るって言って来なかったでしょ」と電話するまで、彼は気付いていなかった。しかも俺の携帯番号を何度も教えたのに、いまだに古い着信履歴を見て職場に電話してくるし。。。 まあ、基本的には温厚でいい人なんですけどね。 注1)【パイロットランプ】米国の古いガスコンロ・オーブンは点火プラグがなく、常に少量のガスを出して小さな火を灯している。つまみをひねるとガス量が増え、コンロに点火される。 注2)【熱伝対】Thermal Couple。温度センサーになる部分。二種類の金属線から成り、先端をより合わせた部分をセンサーとし、温度によって電気抵抗が変わることで温度を感知する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.25 05:59:29
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