break through the limit

今日はSisterz of the Undergroundの結成４周年記念のイベントがサンフランシスコのStudio Zであったので行ってきました。もー、ゲストがすごい。Ken Swift, Remind, Asia, Beta, Machine. それから普通にIron MonkeyとかRoxriteとかが来てます。最初にヒップホップの教育について、というテーマで、B-boy、ラッパーなどを招いてパネルディスカッション。用事があって早く行けなかったんでこれは見逃してしまいました。その後、しばらくＤＪタイム。もう来ている客層からしてみんな踊りが玄いです。渋いです。元気良く力任せに、とか、フリーズのネタで勝負、とかじゃなくて、音を聞いてトップロックでまず魅せる。そしてフリースタイルのフットワークで魅せる。えぐいフリーズなどやる人はほとんどいなくて、それでもみんな玄人のオーラを放っています。すげー。

ラップのライブなどが数組終わったあと、Sisterz of the Undergroundのショウケース。このチームはサンフランシスコ出身のB-girlチームで、メンバーはブレイクを始めた頃から友達で、ずっとその成長を見てきました。みんなすごく上手くなってるし、とにかく場馴れしてる。いやー、当時はこんなにがんばるとは思ってなかった。すごい、脱帽！

そしてトリはゲストによるパフォーマンス。生ケンです！！やばいです！！！一番最初の回は流すような感じだったので、ちょっとはぐらかされた感じがしたけど、回を追うごとにどんどんスピードとキレが増していきます。もう、なんていうか、ネタがかっこいいとか、フットワークが綺麗とか速いとか、そんな次元じゃないんですよ。もう、言葉で言い表せない別次元のブレイク。もうほんと細かい脚さばきに、もう感動しまくり。いやー、久しぶりにいいモノを見た。それからやっぱりリマインドは凄かった。なんかビデオで見てると同じネタばっかり、とか思っていたけど、クラブでライブで見ると、全然動きが違う。しかもいつものネタなんてやってなくて、ていうかネタなんかじゃなくて、立ち踊りとフロアが融合してフリースタイルになってる、みたいな感じ。さすがリマインド。やば過ぎです。しかもこのショウケース、みんなネタらしいネタは全然やりません。もうホント、フリースタイルです。

マジで自分のブレイク観を揺るがすようなイベントでした。今日はあまりに疲労が溜まっていたし、しかも次の日もまた仕事だったんで、ゲストのショウケースが終わって間もなく帰宅。うーん、フリーサークルまで残っていたかったけど、でももう十分に満足です。