カテゴリ:Movie/DVD
先日友達の家に遊びに行ったとき、今人気の少女漫画『ハチミツとクローバー』(通称ハチクロ)を薦められて、1~6巻まで借りてきました。一瞬、「秋名のハチクロ!?(それはハチロクやねんっ!はい、ツッコミありがとぅ)」と思ってしまうほど、少女漫画にはウトいです。
感想としては、とにかく、 青 春 っ !!! って感じです。いつも仲良しのグループがいて、主要登場人物が数年間に渡って全員片想いという、なんとも青春真っ盛りな設定。「片想い」とか「告白」とか、その言葉自体が懐かしい響きです(俺も歳を取ったなぁ。。)。でも主要人物が皆ドロドロしてたりチャラチャラしてたりしないんで、読んでいて嫌味がなく爽快です。最近の若い子たちは、こんな純粋な恋愛をすることがあるんでしょうか? また、いわゆる典型的な駄作少年・少女漫画に見られがちな作者自身が登場人物のナルシズム世界に浸ってしまっているような傾向がなく、読者としては置いてきぼりにされて白けるような感覚は抑えられると思います。キャラ設定もしっかりしていて、薄くて存在感のない無駄キャラ、被ってるキャラなどがなく、ちゃんと意味のある個性をそれぞれに持っているように思います。それぞれにキャラがちゃんと生きている。これって登場人物が多くなる漫画にはすごい大切なことなんですよね(デンジグリーンみたいなキャラを作っちゃいけないということです)。 微笑ましくて、たまにホロッとするような漫画です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[Movie/DVD] カテゴリの最新記事
|
|