はなのすきなうし 絵本
はなのすきなうしこのお話は、仲間が皆、闘牛になりたいと思っている中、一頭の牛だけは、毎日お花のにおいを嗅ぐのが大好きでした。母さん牛が心配して「なぜ、皆といっしょに跳んだり跳ねたりしないのか?」お花の好きな牛は言います。「ひとり、お花のにおいをかいでいるほうが好きなのです。」母さん牛は、黙って好きなようにさせてやります。これは物語ですが、闘牛だからこうでなくてはならないということを押し付けず、その子牛を応援、見守る母さん牛は素晴らしい。ついつい、男の子なのに~とか、他の子と比べたりしがちですが、好きなんだからいいやん、別にいっしょじゃなくてもいいやんとこの母さん牛のように、大らかでありたいものです。息子の感想は、お花が好きだから、好きなことができてしあわせで、もし、闘牛になっていたら、死んでいたかもしれないし、闘牛にならなくてよかった。 でした。親子で書こう!100さつ読書日記