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かれこれ10年以上見ています。 今週はジャック・キヴォーキアンのインタビューでした。 1990年から死期の迫った患者に対して自殺幇助を行っていた医師で ”Dr.デス”というあだ名がついています。 98年に、死を望むALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者を死なせる様子がCBSテレビで放映され、殺人罪で起訴されました。 (それまでは患者本人がスイッチを押すことで薬液が注入される装置を使っていたんですが、その患者は指も動かすことができないので医師が直接筋弛緩剤を投与。そのため殺人罪に問われました) 裁判でキヴォーキアン医師は罪を認め8年間の禁固刑を受け服役。 今年の6月1日に釈放されたそうです。 オランダやベルギーでは決められた条件を満たした場合安楽死を認めています。 日本では呼吸器をはず『尊厳死』は行われているようですが、薬を注射するという『安楽死』をやってしまうと普通に逮捕されますよね。 もし自分が治る見込みの無い状態で、痛みを抑える方法もなかったら 苦しみ抜いて死ぬ前に楽に死にたいと思ってしまいますが、 やる方の、お医者さんの立場になると「殺して下さい」っていうのもきつい話だなぁと思います(それこそキヴォーキアン医師のような信念がないと厳しいと思う) それから日本だと意識がなくなってしまった後だと本人の意思よりも家族の希望が優先されてしまうだろうから、こういう法律ができるのはまだまだ先だろうなと思いました。 どんな条件よりも、一番大事なのは本人の意思だと思います。 ↓参考文献いろいろです ↓安楽死関連の文学、映画です 極楽まくらおとし図 高瀬舟 海を飛ぶ夢 ←トップページへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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