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京極万太郎

京極万太郎

2008.03.26
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去年テレビ朝日で放送されたリメイクドラマを見て、いまいちだったので元の映画を見てみたいと思っていて、けっこう前に録画してあったのをようやく見ました。

  

映画を見て、どうしてリメイクしようと思ったんだろうかと疑問に思いました。
完璧というか、過不足のない作品です。

ドラマでは犯人が最初から画面に出てきていたんですが、映画では半分くらい過ぎてから初めて姿が写ります。電話でのやり取りだけで「犯人は一体どんなやつなんだ」と刑事たちとともに想像・推理するので、より緊張感がありました。

画面から真夏の蒸し暑さや汚れた川の水の匂いが伝わってくる感じで、さっきちょっと調べたら撮影は真冬に行われたそうでかなりびっくりしました。

それから、役者の人たちの顔がよかったです。
今の俳優の人ってかっこよすぎるというか、小奇麗になりすぎていてリアリティが薄れているような気がします。
最近の俳優さんで伊藤雄之助みたいな顔の人いませんよね。
話しかけるのも遠慮しちゃうような、おっかない雰囲気のおじさん顔。

やっぱり演技がどうこうより、存在感だなあと思います。

あとは、チョイ役まですごく豪華でよかったです。
新聞記者たちの中に大滝秀治が混じっていたり(セリフなし)、麻薬中毒で路地裏に澱んでいる人の中に菅井きんがいたり。

ラストシーンも、ドラマでは腑に落ちない、すっきりしない感じだったんですが映画ではなるほどと納得できました。
「地獄」という状況は現代では単なる貧乏ではなくもっと違ったものだと思うので、やはりそのまんまリメイクは動機の点で無理があったなぁと思いました。


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最終更新日  2008.03.26 23:59:16
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