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次に農業問題に関連して学校米飯給食の推進についてお伺いを致します。
4度目の質問であります。 文部科学省は10月に「2007年度の学校給食に米飯が出された頻度が、 全国平均で週3.0回となり、同省が1985年に掲げた「週3回程度」 の目標を22年かけて達成した」との調査結果を公表しました。 調査によると「07年度の米飯給食は、33府県が週3回以上を達成 しており、都道府県別では高知県が4.0回でトップ。新潟、福井、京都 の3府県が3.7回、山形県が3.5回でありました。神奈川県は2.5回 で最も少ない県でありましたが、前年度より0.2回増加、埼玉県は2.7 回、東京都2.8回でありますが、それぞれ前年より0.1回増加しており ます。 文部科学省としては、「地産地消や食育の意識が高まり、今後も普及に努め たい」とし、「当面、全ての学校において、現在の週3回という目標が達成 されるよう普及啓発に努める」とのことであります。 本県の回数を見てみますと週2.9回。この2.9回は平成10年に達成 して以来、10年間変わらない数字であります。 1年前にこの質問をさせていただいた際に、知事からも「目標の週3回に 今一歩届かないことは残念。各市町には目標に向け、米を中心とした地産 地消による学校給食の推進を強く期待している」旨の答弁があり、力強く 思っております。 日本人に合ったご飯の正しい食習慣を子供たちに身につけさせ、国民の健康 を守るためにも、また、米飯給食を進めることによってコメの消費拡大を 図り、我が国の農業を守るためにも、今まで以上に強力に推進していただき たいと願うものであります。 そこでこの際、文部科学省が全ての学校において週3回の着実な実施を目指 していることを受けて、本県においても、どのようなことがネックとなり、 過去10年間、回数が増加しなかったのか、検証する必要があるのではない かと考えております。 それは、 調理現場の問題なのか、 給食費を含めた経済的な問題で あるのか、あるいはまた、米飯給食推進に対する意識の問題であるのか、 もしそうであるならば、保護者も含め、関係者の間で今一度、議論を深める べきであると思うものであります。 いずれにしましても、文部科学省が推進し、知事も推進しているにもかかわ らず、本県において米飯の回数がなぜ増加しないのか、検証する時機に来て いると思っておりますが、ご所見をお伺いいたします。 、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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