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毛利修三の一言

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2013.06.25
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カテゴリ:カテゴリ未分類
次は農業問題であります。南予用水についてお伺いします。
 日本一の生産量を誇る愛媛の柑橘、それを質・量ともに支えて
いるのが南予用水事業であります。
かつて南予に大旱ばつが襲いました。昭和42年、80年に
一度の旱ばつと言われ、90日間雨らしい雨は降らず、川は
干上がり、井戸は涸れ、生活用水も断水。被害総額は250億円
にものぼりました。
 特に段畑の多いみかん農家は、昼夜を徹して当時の三輪トラック
にタンクを積み、水を求めて走り回りました。探し当てた水源には
何十台のトラックが順番を待って並んでおりました。
 みかんは葉をふるい、残った果実は収縮し菊の花のような、いわ
ゆる「菊みかん」となってしまい、ひどい園地は枯れ木の山と化し
ました。
この大旱ばつを教訓に持ち合がったのが野村ダムを水源とした
広大な南予用水事業の計画。南予の2市7町は「南予用水事業期成
同盟会」を結成して県と共に国に陳情を重ね、ついに命の水に対す
る願いは農水省を動かし、平成8年、23年の年月を経て南水事業
の全てが完工することとなりました。
 総事業費は786億5,900万円、施設の総延長は176km、受益
面積は7200haに及んでおります。
 今、南予のみかん農家で聞かれることは「南予事業のスプリン
クラーの整備が無かったならば、夏の暑い時、冬の寒い時の防除や、
かん水を思うと、とてもみかんを作り続けることは出来なかったで
あろうと言う声であります。
 今もって南予の日本一の高品質ミカンの生産を支えているのは
南水事業であると言っても過言ではありません。
 しかし、この南水事業も共用開始から20数年を経過し、初期に
建設した施設には耐用年数を超過したものもあり、老朽化が進み、
国の調査でも主要施設の補修の必要性が認められた所でもあります。
 また、近い将来発生が予想される南海トラフ巨大地震等、大規模
地震に備える必要もありまして、いずれにしても、施設の補修や
補強、管理体制の整備は急務であります。
 先般は南予の3市1町、並びに土地改良区等の関係者が、国営
施設機能保全事業「南予用水地区」の新規採択を国に対して要望
した所であり、県においても強力な支援をお願いしたいのであり
ます。
 そこでお伺いを致します。
 県は同事業の新規採択に向けてどのように取り組まれるのか。
その見通しも含めてご所見をお聞かせください。

 今一つは、南予用水関連事業で整備したスプリンクラー自動
かんがい施設についてであります。この県営施設においても、初期
の施設は劣化が進み、水漏れなどの心配もされております。また、
一番困った問題は施設を整備している園地内での耕作放棄の問題で
あります。
 みかん農家は高齢化と後継者不足、販売価額の低迷、さらには
近年の鳥獣被害により依然として先の見えない状況が続いている
ことから、スプリンクラーが回っている園地においてさえ耕作放棄
地が散見されるのであります。
 また、最近は優良新品種の導入が進む中で異なる品種を同じ園地
で育てているため、防除・かん水などの共同作業を行うかんがい
施設の運営に様々な支障が生じているとも聞いております。
 そこでお伺いを致します。
 このような現状を踏まえて、県営施設であるスプリンクラーも、
再編・整備しなければならない時期に来ていると思っておりますが、
このことについて、県はどのように考えておられるのかご所見を
お聞かせください。

 次に水産業の問題についてお伺い致します。
 昭和40年代に始まった魚類養殖は真珠養殖、みかん産業と共に、
南予の経済を支えて参りました。
 近年ではタイ・ハマチを柱としながらも、スズキ・カンパチ・
シマアジ・ヒラメ等、経営安定のために魚種の多様化を図り、若い
後継者は高級魚のクエ・マハタの養殖に取り組むなど、将来に夢を
つないでおります。
 しかしここ数年、長引く魚価の低迷、餌料や養殖資材価格の高
止まりにより、養殖業者は誠に厳しい状況にあります。
 特にハマチにおいては平成23年4月頃から魚価が下落を続けて
おりましたが、12月に入り生産原価と言われる650円を大きく
割り込む1キロ500円代にまで暴落し、その状態が現在まで続い
ております。
 その上昨年は、赤潮が宇和海の広範囲で発生し養殖業者は甚大
な被害を被むり、危機的状況に陥っている上に、更にここへ来て
急激な円安の影響を受けて、原料を輸入に依存している餌料価額
15%から20%程度も値上がりすると言われており、これでは漁家
の経営はとても立ち行かず、廃業をよぎなくされる。これが宇和海
の現状であります。
 そこでお伺いを致します。
 県は、宇和海の魚類養殖を守り、立て直していくために、どの
ような対策を講じていかれるのか、ご所見をお聞かせください。

 次は赤潮対策であります。今年も宇和海で赤潮の発生が確認され
ました。5月14日から愛南町沖で発生した赤潮で養殖カンパチ2万
2千匹がへい死し、被害額は推計で4,600万円とのことであり
ます。
 今のところ他の海域での発生は見られないとのことですが、宇和
海では昨年、全域の広範囲にわたり赤潮が発生、マダイ・ハマチ・
カンパチ・スズキ等178万匹がへい死し、被害総額は12億
3,100万円にのぼり、養殖業者は深刻な打撃を受けました。
 今までにも宇和海では毎年のように赤潮が発生しておりまして、
過去5年間でも48件発生、この時期になると、養殖業者や関係者
は毎日海を眺めて戦々恐々としております。早急な赤潮対策が待た
れる所であります。
 そこでお伺いを致します。
 昨年の赤潮の特徴は、発生が広範囲で、しかも急激に増殖した
ことであると言われ、特に八幡浜管内では対応の遅れが被害の拡大
につながったとの話であります。県としてこの被害の発生状況を
検証して、被害を最小限に防ぐために、いかに対策を講じていかれ
るのかお聞かせください。
 また、赤潮発生のメカニズムは今だに解明されていないとのこと、
その究明にも取り組んでいただきたいと願っておりますがご所見を
お聞かせください。








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Last updated  2013.06.27 15:19:55
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井上賀人@ Re:2014.9.24 1(09/24) 先日の質問、読ませていただきました。 お…
海のくまさん@ チン型取られちゃったw http://onaona.mogmog55.net/0bv02ut/ 俺…
チリチリ@ 次は庭で全裸予定w http://kuri.backblack.net/bjyzyf9/ ち○…
通な俺@ 愛 液ごちそうたまでしたw http://hiru.kamerock.net/mbdn3e8/ フ○…
ヒゲメタボ@ クマたんと呼ばれてます(^^; 最近はこれが流行ってるって聞いたので …

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