テーマ:政治について(20200)
カテゴリ:健康・医療・介護
日経メディカル電子版が↓2月5日付で、JAMA誌を引用して、
medical.nikkeibp...202402... 「 米国の教育病院で入院患者の診断エラーを分析 死亡患者とICUに移動した患者における診断エラー発生率は23% 」 と題する記事を掲載している。 記事によれば、 ・研究対象は、2019年に、内科疾患で入院した成人患者48万7532人中、 入院2日目以降に死亡、またはICUに移動した患者計2万4591人から、 ランダムに選んだ2428人 ・23%が診断エラーを経験し、その標準偏差は42%と大きく、 施設間の診断エラー率に、大きなばらつきが見られた。 ・診断エラーが、一過性の害、または永続的な害、死亡に寄与したと 判断された患者は18%で、うち、死亡した患者は7% 藻緯羅が思うに、 「大学病院」というのは、新米医者の技量習熟施設であり、 医療技術研究開発の臨床試験の舞台でもあり、それゆえ、 受診する患者は、いわば「生きている検体」なのである。 上記の報告では、入院2日目以降に死亡またはICU入室の 4人に1人が、結果的に誤った初期診断を受けているが、 その「数字」は、当然といえば当然なのだが、 そのうち、5人に1人が、「害」を被っていたのには! しかも、診断エラーを被った患者の1%強が死亡!!! 5,500円 診断エラー学のすすめ/志水太郎/綿貫聡/和足孝之【3000円以上送料無料】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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