テーマ:政治について(20189)
カテゴリ:健康・医療・介護
毎日のように著名研究機関が、研究成果をリリースしている。
藻緯羅が評価するに、内実に乏しいものが多いのだが、 それはさておき、 冒頭にある”発表のポイント”(なぜか共通)の最後部分は、 必ずといっていいほど、 「が期待されます」という「言い回し」で終わっている。 日本語特有の受け身形で、主語を曖昧にしているわけだが、 主語を曖昧にする意図はなんだろうと、常々、思っていた。 同じようなことを考える人はいるようで、 日経メディカル電子版が↓4月25日付で、 medical.nikkeibp...202404... 「 「○○への効果が期待されている」って......誰から? 」 と題する記事を掲載していた。 件の、 「小林製薬の機能性表示食品」や「酸素カプセル」などの、 「◯◯への効果が期待される」の表現に関して、 ”意味不明じゃありませんか? ”と、提起している。 機能性表示食品は、食品表示法に基づく食品表示基準では、 疾病に罹患していない者(未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。) 及び授乳婦を除く。)に対し、機能性関与成分によって健康の維持及び増進に 資する特定の保健の目的(疾病リスクの低減に係るものを除く。)が 期待できる旨を科学的根拠に基づいて容器包装に表示をする食品 なのだそうです。 ということは... そもそも、”機能性表示食品”は、 持病がある人や、何かの病を発症中の人が、 ”摂取しても効用があり、健康への害が無い”という、 科学的根拠が無い可能性があると言うことになる。 小林製薬のサプリでは、 腎障害を発症した人の半数が持病があったという。 そして、 未だに、回収が完了せず、原因物質も不明である。 日経メディカル電子版の記事の最後部分には、 「もう一回最後に言っておきます。効果が期待されている? 誰から??」 ひょっとして、 関連業界などから、 「効果が期待されている」のだろうか??? 4,400円 機能性表示食品DATA BOOK [ 日本抗加齢協会 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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