テーマ:医療・健康ニュース(4005)
カテゴリ:健康・医療・介護
日経メディカル電子版が↓6月21日付で、NEJM誌を引用して、
medical.nikkeibp...202406... === 米Wisconsin大学Madison校のLizheng Guan氏らが、 高病原性鳥インフルエンザウイルスAが含まれる生乳には、 感染性のあるウイルスが存在しており、 これを飲ませたマウスが感染したとするLetterを、 NEJM誌 2024年5月24日号に報告した === と掲載している。 実験では、 通常の牛乳の殺菌に用いられているレベルの 加熱によってウイルスを不活性化できるかどうかを 検討したとあるのだが、 加熱殺菌の方法として、 ・63度で、5分、10分、20分、30分間 ・72度で、5秒、10秒、15秒、20秒、30秒間 が、使われている。 実験結果は、 63度で、5分以上加熱した標本は、50%感染量が検出限界未満で、 72度で、15秒または20秒加熱では、不活化は不完全であった。 そうである。 また、4度で冷蔵保存した場合、 5週間後でも感染性を有するウイルスが存在していたそうである。 マウス実験ではあるが、殺菌不十分な生乳から、 ヒトが感染する可能性が、示唆されたという。 日本では、一般に市販されている牛乳のほとんどに、 超高温殺菌瞬間殺菌が使われている↓↓↓ 上記の実験では、「超高温殺菌瞬間殺菌」は使われていない。 この方法が、欧米では一般的でないからだろうか? あるいは、3秒以下の殺菌時間では、不活化しないからか? 63度と72度では、加熱時間が60倍も違う。 10度ほど上げても、時間をかけなければ効力ナシ? とすれば、120度で3秒も、効力がない可能性??? 生肉の加熱殺菌でも、時間を十二分かける必要がある。 「しゃぶしゃぶ...」程度では、加熱殺菌としては”無効”!? 990円 国民の違和感は9割正しい (PHP新書) [ 堤 未果 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.30 20:31:23
コメント(0) | コメントを書く
[健康・医療・介護] カテゴリの最新記事
|
|