カテゴリ:健康・医療・介護
2024年8月1日に、東北大学が発表した研究報告の
表題部は、 「 野菜に含まれる硝酸塩がむし歯予防をサポート 〜口腔細菌が硝酸塩から産生する亜硝酸塩が プラークの酸産生を抑制する〜 」 プラークが作り出す”酸”が少なくなるので、 野菜を食べると...虫歯予防になる??? 【発表のポイント】より ・主に葉物野菜等に含まれる硝酸塩が、 プラークによる酸産生を抑制することを初めて示した ・プラークには、亜硝酸塩をさらに分解する細菌がいる ・硝酸塩が十分に供給されると、 亜硝酸塩の分解よりも産生が大きくなり、 貯留した亜硝酸塩によって、 プラークの酸産生の抑制が起こると考えられる つまり... 「亜硝酸塩」が、プラークによる酸産生を抑制するが、 プラーク内には、「亜硝酸塩」を分解する細菌がいる! しかし、葉物野菜等に含まれる硝酸塩によって、 十分な硝酸塩が供給されれば、産生が分解を上回る この研究の被験者は、一般歯科医院を受診した18名で 野菜を食べさせたのではなく、 患者から採取したプラーク試料に、 硝酸塩および亜硝酸塩を添加している。 いわば、試験管の中での話。 というわけで、 「 本研究結果は、 日々の食事に含まれる硝酸塩やそれを多く含む野菜を用いた、 新たなむし歯予防法の開発に貢献できる可能性があり、 その実現が期待されます 」 ということだそうです。 研究報告はコチラ↓ tohoku.ac...press20240801-02-plaque ちなみに、 ”シュウ酸”で話題となることの多い「ホウレンソウ」ですが、 硝酸塩、シュウ酸塩、そのどちらの濃度も、 品種間差異と季節変動があり、 最近の品種はシュウ酸塩濃度が小さいとも聞きました。 硝酸塩も少ないかもしれない... 2,414円 日本の愛唱歌集 花の街 [ 井上あずみ ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.08.01 19:08:10
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