テーマ:医療・健康ニュース(4005)
カテゴリ:健康・医療・介護
日経メディカル電子版が↓10月3日付で、JAMA Network Open誌を引用して、
medical.nikkeibp...202410... 「 自己心拍再開率が高いAEDの電極パッド位置は? 」 と題する記事を掲載している。 藻緯羅のようなシロウトがAEDを使用するときは、 もちろん、 当該機器に”従う”べきであるのは言うまでもない。 この記事で、興味深いのは、 「 初回ショックのパッド配置は、 APが158 人(6割)、ALが97人(4割)だった 」 という記述。 藻緯羅は、日本での現状を知らないのだが、 電極パッド位置はALだけと思っていた。 APもあるとは、夢にも知らなかった。 テレビドラマでも、訓練ニュースでも、 ALだけしか放映されなかったように記憶している。 この研究では、オレゴン州ポートランド市の 救急医療サービスのデータを使用しているが、 APがALより多い! 最初のパッド配置としてAPを推奨しているという。 研究の結果、心拍再開が見られた患者の割合は、 APが75%、ALが50%で、微妙にAP優位。 推定体重との関連では、 ALでは、推定体重が大きいほど 自己心拍再開確率が下がることが示されたという。 今回の患者では、 体重が約90kg以上の場合にAPに比べALの不利益が有意。 この報告では、この知見は、 院外心停止に対する最適な初期パッド配置を評価する ランダム化比較試験で確認する必要があると述べられている。 APであれALであれ、「プロ」が施術していることが肝要。 藻緯羅のような素人の施術では、結果が異なるかもしれない。 日本での一般的な電極パッドの位置は、 右オッパイの上方と左オッパイの体側(AL)と承知している。 つまり、心臓が左側(ごく稀に右側)にあるとして、 電極パッドは心臓を挟むような配置になる。 437,800円 日本光電|NIHON KOHDEN 自動体外式除細動器 AED-3100シリーズ カルジオライフ AED-3100[AED3100]【高度管理医療機器】【ribi_rb】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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