カテゴリ:ひとりごと
おとといの午後、今まで経験したことのない揺れを感じました。
私はそのとき東京都内の12階にある職場で仕事をしていたのですが、 最初ぐらっときたときすぐおさまるかと思ったらどんどん揺れが激しくなり、 思わず机の下にもぐりこみました。 まるで車で穴ぼこだらけの道をはしってるような激しい揺れでした。 最初の地震がおさまったとき、みんなでケータイと上着とバッグを持って 非常階段を下りて外に出ました。 足がガクガクして歩けなかったです。 道路には周辺のビルから飛び出してきた人たちがたくさんいました。 外にいると、また大きな揺れがありました。 その日はだんなさんは休みで家にいたのですが、ケータイにも家にも かけたけどつながりません。 無事を祈りつつ、しばらく外で待機して、1時間以上して少しおちついたところで また12階まで階段をあがってオフィスに戻りました。 パソコンは床に落ち、書類は散らばり、重たいファイルが入った引き出しまで 抜け落ちているような状態でした。 みんなこわくて、とりあえず重要な書類だけひろいあつめて机の中に入れました。 電車は動いていないし帰れないので、私は都内に住む姉のマンションにとめてもらいました。 幸い、姉はその日家の近くで仕事だったらしく、メールで連絡もついたので、 職場から2時間半かけて姉のマンションにつきました。 (人ごみでなかなか歩けないのと、ケータイの地図を見ながら歩いてたので 時間がかかりました) 夜になってようやくだんなさんと連絡がつきました。 家にいたら大きな揺れがあり、あわててテレビが落ちないように押さえたそうです。 そのあと仕事場が心配になって、リタを車に乗せていったそうです。 リタも元気みたいで、ホッとしました。 次の日電話で話したら、ふだんだと車で15分ほどの道のりが、大渋滞で4時間もかかったそうです。 次の日、JRが動き出したので、お昼過ぎに自宅に帰れました。 家の中は食器が少し割れていたのと、組み立て家具のレコード棚が壊れてしまいましたが、 それ以外は大きな被害もありませんでした。 気に入っていたコップと一輪挿しが割れてしまって悲しかったけど、 テレビを見ると家も職場もなくした方たちがたくさんおられ、 ご家族の安否もわからないまま深い絶望の中におられます。 一瞬にしてすべてを破壊してしまう自然のおそろしさをつくづく感じました。 たくさんの友人がメールをくれました。もらったメールにはみんな返信したつもりですが、 中には届いていないものもあるかもしれません。 だんなさんに送ったメールも、3通とも届いてなかったし・・・ 届いていなかったらごめんなさい。 ご心配いただいたみなさまありがとうございました。 被災地のみなさまに一日も早く笑顔が戻ることを祈り、私にも何かできないか考えたいと思います。 パンジー posted by (C)リタ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.13 16:32:12
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