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テーマ:着物がダイスキ♪(2128)
カテゴリ:着物好き
「タダでは帰ってこれない」という噂が渦巻く「着物の展示会」。
その恐るべき実態に迫るべく潜入してきました!単に義母について行っただけですが(笑) 会場は大阪市内のとある会館。 入り口には中振り袖に袴姿の若いお嬢さんたちが立ち並び、「いらっしゃいませ~」と笑顔で出迎えてくれます。 受付で担当の支店名が書かれた名札を渡され、それを付けます。 すぐに担当の方が放送で呼ばれ、やってきました。 会場は既に沢山の人で賑わっています。 日本酒やワインが振舞われており、既に昼間から出来上がってしまった赤い顔のご老人の姿も見えます。 到着したのがちょうどお昼時だったので、「まずはお食事を」とお弁当とお吸い物をいただきました。 そして食後、とうとう展示会場に突入です! 広い会場内には沢山の反物が並べられており、沢山の人が色とりどりの反物を手にとって広げたり、肩にあてたりしています。 店員さんの殆どは着物姿です。こんなにいっぱいのお着物見たのは生まれてはじめてかも。 若い男性社員さんも着物を着ていました。男性の着物姿が大量に見られるのは本当に貴重。 やっぱり男性の着物姿っていいですねぇ~。 実は今回、ありがたいことに私の厄祝い(今年本厄なんです)に着物を買ってあげようと言っていただき、 それで展示会場に見に来た次第なのです。 担当さんには「普段に着れる小紋や紬を見たい」と伝えてあったのですが、 最初に薦められたのは100万円の豪華な袋帯・・・。 普段殆どが1万円以下のポリの着物や古着ばかりを見ている私には、驚愕の金額です。 その後も加賀友禅や辻が花など高価な着物をいろいろ見せていただきました。 牛首紬を着せて貰っちゃったりもしましたよ! 「こちらビックリするくらいお求め安いお値段なのよ」と前置きされて告げられた金額は、 お仕立て代込みで108万円! ・・・きっと牛首紬にしてはお安い金額なのでしょうが、普段殆どが1万円以下の・・・(略) 高価な着物や帯をいろいろいと拝見しましたが、正直あまり心は踊りませんでした。 今の私はフォーマルな場に着物を着て行く気はなくて、 あくまで普段着・街着としての着物に惹かれているんだな、と改めて知りました。 もちろん高価な着物にはそれだけの価値があり、とてもステキだなと思います。 でも今は、シルクのドレスより木綿のワンピースを着たい気分なんです。 とは言いつつ、買っていただきました(笑)。正絹の小紋。 とても変わったお着物なので、仕立てあがった時にまた詳しくご報告しますね。 この着物は義父母の思いが込められた特別な着物なので、一生大事にしていきたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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