テーマ:介護・看護・喪失(5315)
カテゴリ:お世話
11の日記に「かわいそうなお父さん」というのを書きました。
ほんとうにかわいそうな人です。 金曜、衝突しました。 理由? きっかけからして意味不明です。 ただ7日・8日 の日記に書いたとおり父は気性が荒い人です。 何かも忘れましたが私が聞かれて返事をしました。 「聞こえない、もっと大きな声で」 もう一度、大きな声で言いました。 「何?聞こえない、もっと大きな声で」 もっと大きな声で言いました。 「イライラして怒るな!」 もちろん怒ってなんていません。 言われたとおり大きな声で言っただけです。 それが引き金となったようで 「歩けなくなったのはモカマミ~のせいだ」 「気を使っているのはイヤだ」 「尿瓶もあと10センチ近くにおいてくれたらいいのに 意地が悪いからわざと遠くに置く」 自分ではあった場所においたつもりでした。 一言言ってくれればそこに置きます。 「ここにはいたくないから出て行く」 「自殺したいけどお前たちが恥かしいだろうからしないだけだ、 いいんならすぐにでも死んでやる」・・・ もっともっと色々いわれました。 私が「お互いが楽になるように色々考えてるじゃん」と言うと 「行動してねえじゃないか」 「区役所にも相談に行ったし介護保険の話だってしたじゃん、 障害者手帳で補助がある話だってしたじゃん」 「一つも聞いてない」 「ちゃんとその度にしているよ」 「具合が悪い時にされたって聞けるもんか」 話をしようと試みても、何度も「いい加減にしろ!」 「バカやろう!」と怒鳴られ 法事の件もやりたくないのに勝手に準備した、 明日はやらなくていい、母の悪口まで並べ 「あんたは本当に冷たいよ」一言。 私はもう悔しいやら情けないやらで泣くしかありませんでした。 私が1年間見舞いに通い続けたのは 「余計なこと」 1ヶ月間、自分の身も省みずに世話をしたのは 「迷惑」だそうです。 こっちの病院に来たのがそもそもの間違いだった、 こうなる事はその時からわかっていたと。 痛くてイライラするのは仕方ないですよね。 でも、私も具合が悪い。 お互い具合が悪いから出来る事はやって欲しいと 頼んでいました。 でも、「何も出来ないんだから仕方ないだろう」 ダーリンは珍しく早く帰っていたので一部始終を聞いていました。 どう考えても理不尽な父の言い分に 一時は声を荒げ、または諭すように話をしてくれました。 「○○さん(ダーリン)はとても優しくしてくれるけれど モカマミ~が嫌だからここにはもういたくない」 「お前の腹の内はよくわかったよ」 ここにいればいいじゃん、色々言われた後にそういった私に そこまで言うなら私もそうして欲しいです。 きっと誰もがぶつかる事なのでしょう。 ただ・・・父は元々がそういう人間なので これは壊れてしまった人間がしている事ではなく 父にとっては普通な爆発なのです。 だから余計に耐えられない。 言いたいこと、何度も押さえました。 「今すぐ出て行け」 行くところがない人に言ってはいけないと思いました。 幼かった頃から私たち姉妹が何度も父に言われた言葉だったから。 その言葉が人を傷つけることを知っています。 今までしてきた事、無ではなくマイナスです。 介護保険には介護をする人のケアも必要なのではと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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