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テーマ:介護・看護・喪失(5317)
カテゴリ:日常
この日の朝・・・
起きてテレビを見ていたら、母親に呼ばれた。 何かと思って話を聞くと、どうやら親父の体調が悪いから病院に連れて行ってほしいとの事。 居間に行き、痛そうにしている親父に話を聞くと、背中が痛いらしい。 背中の中のほうが痛いみたい。 変な汗が出るくらいの痛み。 15分間隔くらいで治まったりもするとの事。 痛みが治まったときに親父が自分で行くと言い出す。 私にはその痛みがどのくらいか分からなかったので、自分で行けるというくらいだから大丈夫なのかなと思い、見送ることにした。 しかし、いざ出かけようとすると、また痛み出して無理らしい。 なので私が送って行った。 病院について1人で行けるというので、終わったら連絡するように言って車から見送った。 ・・・ ・・・ それから2時間以上経っても連絡がないので心配になり母親に聞いてみるも連絡はないとの事。 そして3時間くらい経ってから親父からではなく病院から電話があったらしい。 母親がとったので話を聞くと、狭心症の疑いがあるので別の病院に救急車で搬送されるとの事。 狭心症とは? 母親と準備して搬送先の病院に向かうことに・・・ 車で向かっている途中に搬送先の病院から電話があり、急を要するから治療の承諾を得たいとの事。 承諾して、急いで病院に向かう。 病院に着くとまだ準備中で治療には入っていなかった。 病院長から話を聞くと急性心筋梗塞の一歩手前らしい。 心筋梗塞になった患者は4割の人は病院に来る前に亡くなってしまうらしい。 その6割の中に入ったとの事。 そしてこれから行うカテーテル治療の説明を聞く。 すぐさまカテーテル治療に入るので承諾書にサインをと言われ医師の説明に十分納得した上でサインをする。 心筋梗塞とは? カテーテル治療とは? そして親父の顔を見てから治療に。 治療の様子を別部屋で見れるらしいので母親と見ることに・・・ 別部屋に行くとモニターと窓があり、そこから治療室の様子が見れる。 モニターには血管にカテーテルが入っていく様子が見える。 治療中は局部麻酔で親父も意識がある様子。 治療の説明を聞いて内容が書かれたプリントも貰ったので、素人の私と母親でもモニターを見ていて治療の様子(局所麻酔で手や足の血管から心臓の冠動脈まで管を入れて、狭くなっている部分を風船のようなもので膨らませたり、金属の筒で広げる治療)がしっかり理解できた。 無事治療も終わり、医師から治療後の説明を聞く。 そして親父が集中治療室に運ばれて治療後の検査。 その間に入院手続きを済ませ、再度医師から治療と今後について話を聞く。 落ち着いた所で母親と一緒に親父の所へ。 多少疲労感はある感じだが、意識もしっかりしていて普通に話もできた。 しばらく入院するので準備をするために一時帰宅。 準備をして再度病院へ。 救急車で運ばれてきた親父は病院の場所も分からないらしい。 場所の説明をしたり、テレビが見たいとか言ったりしていたのでとりあえずは安心する。 面会時間も終わりなので今日の所は帰ることに・・・ 正直病院長に心筋梗塞の説明を受けたときはゾッとしました。 2年前にも親父が入院したことがあったけどその時は胆石の手術。 私も同じ病院に入院中だったので自分のこともあったし、親父は直接命に係わる危険もなかったらしいので、正直あまり心配していませんでした。 しかし今回は心臓の病気だし4割の人は病院に来る前に亡くなるという医師の話を聞いて、少し遅れていたらと思うとゾッとします。 これがもし平日で仕事に行っていたら・・・、日曜日で病院が休みだったら・・・、医者がヤブ医者で気付かなかったら・・・とかいろいろ考えてしまいました。 ということで最初の病院で病気に気付き専門の病院に送ってくれた先生や早急にカテーテル治療を行ってくれた先生方々、そのほか今回親父に係わってくれた方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 本当にありがとうございました!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.30 23:52:02
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