生なりウッドクラフト free edge f.e.

少し風もあるので過ごしやすい朝です。

今日も暑い日になりそうですね。

昼間はどこか涼しいところへ避難しましょう。




フリーエッジの新作チェア






製作途中でも紹介しましたが

ナチュラル塗装をすると、こんな色になりました。


共に座面はケヤキ

座部はともに昨日紹介したベンチに使った共材です。

チェアにするときは反った面をもう少し形良く彫り込んで

お尻に優しいフォルムにしています。


Ｈバックは後ろ足に曲がった部材を使っています。

エノキの板の曲がったところから

ちょうど良い曲がり具合の所を木目に沿って切り取って

部材にしています。

こうした部材は普通の家具屋さんでは

曲げ木という作業で作りますが

曲がった物は曲がったようにというのが

フリーエッジ流

生なりの特長を生かした作り方をしています。





スピンドルとは背中に使う細い棒のこと

これを使った方は脚と背を別々に作るので

角度の調節等はしやすい椅子です。

脚はベンチと同じように座面裏に直角に取り付け

座面の反りで自然に開いた形です。

ベンチのように地面に対して平らになっているので

自然にまっすぐ座りやすいイスになりました。

ラウンジチェアなどでは少し後ろ脚を短くして

後傾する事でユッタリ座れるようにしますが、

ダイニングチェアは、まっすぐな座面の方が

食事をとりやすくなります。

ちょっとしたことですが

用途によって作り方が違ってくるのが

椅子づくりの面白さでもあります。


最近は暑いのでちょっとひと休み

また、色々作っていきます。