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 もくれん草紙

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October 2, 2005
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カテゴリ:日々のつれづれ
「もくれん天使のスローライフ」から

「もくれん草紙」へと、リニューアルしましたが、

一連に”もくれん”という言葉を使っています。


白木蓮の咲いている様子に、

たくさんの白い小鳥が、ふわっと飛び立つような

気持ちにさせられます。

白い小鳥は、白い鳩にも似て、平和や幸福を思い起こさせます。



  木蓮の枝はいくら重なつても、

  枝と枝との間がほがらにかにすいている。

  木蓮は樹下に立つ人の眼を乱す程の細い枝を徒らには張らぬ、

  花さえ明らかである。

  この遙かなる下から見上げても、

  一輪の花ははっきりと、一輪の花に見える。

  花の色は勿論純白ではない。徒らに白いのは寒過ぎる。

  極度の白さをわざと避けて、あたたかみのある淡黄に、

  奥床しくも自らを卑下している。
                   夏目漱石「草枕」


この一文にもあるように、白木蓮の白は純白ではないのです。


様々な、泣き笑いの中にある幸福。

そんな日常を絵草紙のように、表すことができたら...。


わたしが、木蓮を好きな理由です。





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Last updated  October 2, 2005 08:52:33 PM
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