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テーマ:本のある暮らし(3285)
カテゴリ:本にわくわく
今日で京都の「丸善」が閉店しました。
梶井基次郎さんの「檸檬」で有名な本屋さんです。(関連記事) わたしも、何度か足を運んだことがありました。 丸善は、丸の内に新しく本店ができたことで 今年の四月、日本橋本店も、書籍部門と洋品部門に分かれ、 本の扱いは、店舗も小さく、場所は移動しています。 それに続いての京都店の閉店でした。 日本橋本店も、京都店も「舶来」という言葉が似合う本屋さんでした。 「檸檬」が執筆されたころの丸善は知りませんが、 人々の心に強く、舶来の匂いをいだかせる、 憧れの本屋さんであったろうことは、想像に難くありません。 舶来という言葉、今はあまり使われなくなりました。 諸行無常、とはいいますが、 ”舶来品” が ”海外製品” に変わってしまうような、 時代の変化は寂しく思います。 丸善・京都店、移転してまた開業予定とのこと。 舶来品の面影を、残して欲しいとねがいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 11, 2005 07:31:10 AM
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