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カテゴリ:日々のつれづれ
昨日買ってあった、「リンカラン」の11月号。
今日の楽しみと、わくわくしながらページをめくりました。 先日の「クウネル」もそうですが、 ”眺めつつ感じ取るように” 読んでいくのが楽しい雑誌だと思います。 特集は、民芸についてでした。 木にきつく巻き付き、その木を枯らしてしまう、ヤマブドウの蔓を取り除き それを編み組細工で、籠に生まれ変わらせる。 捨ててしまうような、とうもろこしの皮を、 編んで作る、象牙色のスリッパ。 戦争で未亡人となった女性達に、生きる糧と希望を与えようと 生まれた毛織物.....などなど。 長い年月をへて、工夫、改良を重ね、 芸術の域にまで達するものばかりとなっている、民芸の多くは、 生活に必要といったところから、始まっています。 そこに暮らす人々の手から生まれる、 とりどりの「用の美」は 素朴でありながら、静謐な雰囲気さえ感じさせてくれます。 リサイクル なんて言葉のない時代から、静かな声で教えてくれる リサイクルの精神です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 22, 2005 08:47:36 PM
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