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カテゴリ:こよみ
「山茶始めて開く」(つばきはじめてひらく)
今日の旧暦・七十二候です。 山茶は”つばき”と読みますが、さざんかのこと。 山茶は、つばきの漢名です。 ♪さざんか、さざんか、咲いた道 たき火だ、たき火だ、落ち葉焚き... (童謡:「たき火」第二節) わたしが子供の頃は、 お寺や畑、大きな農家の庭など、たき火をしている 晩秋、初冬の風景がありました。 農家のお友達の家に行くと、 そのお家のお爺さんが、たき火でお芋を焼いてくれて、 みんなで食べた思い出もあります。 いまは本当に見られなくなりました。 少なくとも町中では...。 いま、たき火をしようもなのなら、 「ダイオキシンの発生が...云々」と、お役所の人が飛んでくる。 たなびく煙のゆくえ、火事の危険性から、近隣から苦情がくる。 と、街のあり方、生活のあり方に、 それは許されない状況になっています。 今日、いつも通る道、マンションの植え込みに さざんかが一輪、咲いていました。 楽しくて、おいしくて... 身も心もあたたまった、たき火の思い出。 白いさざんかが、思い出させてくれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 8, 2005 11:50:25 PM
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