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カテゴリ:日々のつれづれ
招待券をいただいたので、東京都美術館で開催中の

「プーシキン美術館展」に行ってきました。


マティスの「金魚」があざやかな招待券です。

きっと、パンフレットや電車の中吊り広告などで

目にした方も多いのではと思います。


絵の鑑賞が趣味というわけではありませんが、

写真や本などの印刷では、感じ取れない

絵のもつ雰囲気、色を見るのは楽しいことと、

天井の高さからくるのでしょうか、

美術館のもつ静謐な静けさが好きで、

いそいそと出かけました。


大混雑、でした。(溜息)

それでも、これは見ておきたいなと思うものは

むりむり前に出て、見てきました。(強引)


モネやゴッホ、ピカソにゴーギャン、ルノワールと

どれもこれも有名どころばかりでした。


わたしが、これら”海外の油絵”を見て思うことは

どのようなモチーフであっても、色使いが”明るい”ということです。

絵を描く人は、たぶん知らず知らずに、

民族性が反映された好む色、を選んでいるように思われてならないのです。


先日、益子の陶器市に行ってきました。

沢山のお店が並ぶ中、海外の作家さんのお店も

ちらほらとありました。

益子焼きですから、民芸調で、すこし無骨な感じが持ち味です。

ですが、海外の作家さんは、益子焼きでありながら、

どことなく”テーブルウエア”という言葉が似合う。

それが、不思議な持ち味となっていて面白いなと思ったのです。

その時に使われていた水色が、

日本の陶器には見られない水色だと感じました。


その水色がありました。

今日の絵画の中に。

カラリとした水色。


わたしは、絵も陶器も、なにかを語るなんて、

知識もなにもない、素人。

でも、なんとなくわかる気がするのです。

絵を描くとき。陶器を造るとき。

あの”明るい水色”を、日本のわたしは選ばないのだろう、と。

きっと選べないのですね。


交通網、電信機器の発達で、せまくなったと感じる世界。

一幅の絵、陶器ひとつに、

真似のできない民族性を感じ、尊重するとき。

やっぱり、まだまだ世界は広いのだと、うれしくなります。





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Last updated  November 14, 2005 09:21:57 PM
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