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カテゴリ:こよみ
雛祭りは、上巳の節句。五節句の一つです。
旧暦では最初の巳の日に、このお祭りがなされます。 中国では、この日に川で身を清め、穢れを祓う習慣がありました。 それが日本では、平安時代に取り入れられます。 人形を作り、それに穢れを写して川に流す....。 それが、江戸時代に庶民の間にも広まり、今に続いています。 あかりをつけましょ、ぼんぼりに。 お花をあげましょ、桃の花。 海老やでんぶ、錦糸卵にきぬさや、菜の花。 春霞のようなちらし寿司に、 手毬麩の浮かぶ、蛤のお吸い物。 貝合わせの遊びは、蛤。 他の貝とは合わさることのない、 夫唱婦随の象徴。 この娘が、よき伴侶に恵まれますように。 遠い昔から連綿と、人の願いはいつも同じで、 親ともなれば、ひとしおに。 春の弥生の、このよき日。 なによりうれしい雛祭り。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 3, 2006 07:43:05 PM
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