012623 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

 もくれん草紙

 もくれん草紙

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

もくれん天使

もくれん天使

Calendar

Category

Favorite Blog

かんぽうで子育て かんぽうママさん
食べたり読んだり笑… とおり・ゆうさん
綴り箱の片隅に akiko☆彡さん
まだまだ続くし~付… 民眠さん

Comments

もくれん天使@ Re[1]:立春大吉(02/04) 民眠さん >もくれんさんの季節の日記 …
民眠@ Re:立春大吉(02/04) もくれんさんの季節の日記 また読めてい…

Archives

September , 2024
August , 2024
July , 2024
March 26, 2006
XML
カテゴリ:こよみ
「桜始めて開く」(さくらはじめてひらく)

今日の旧暦・七十二候です。


本格的な春となり、桜の花が咲き始める頃です。

...という解説もいらないくらい、

街は、桜、さくら。

春霞。


先週のある日の夜、主人に、

「週末はお花見かな~?」と、水を向けたところ、

「夜桜、観にいこうよ。」

「夜桜?どこに?」

「六義園。」


リクギエン? 夜桜...寒い...風邪引くかも...と、

ピクニックのようなお花見を、想像していた私は、

後向きな単語を、浮かべていました。

夜桜は久しく観ていません。

名前から想像するに日本庭園...行くことにしました。


ソメイヨシノより早咲きの、このしだれ桜は、

来る人を出迎えるように、大門をくぐると、すぐのところにありました。

あでやかに咲く桜に、人だかりがして、

そこここにカメラを向ける人、人。


この美しい大名庭園は、桜ばかりでなく、松もまた見事。

水面に触れんばかりの松の枝が、

華美になることなく、美しく照らし出され、

「幽玄とは、きっと...こういうことをいうのね...」と、

ホゥという溜息ばかりが漏れます。


神社やお寺、庭園など、

いわゆる名所といわれる場所の木々は、なぜあんなにも大きく、

また、普通みることのない、意志をもっているかのような、

表情をみせるのでしょう。


入場券に

”回遊式築山泉水庭園”(カイユウシキ/ツキヤマ/センスイ/テイエン)とあります。

それがどういうものなのか、判らない私ですが、

そこにある場の気が、良いものであるのは感じとれたような気がしました。

木々は、取り巻く気を栄養として、自らの精霊を育てているのかも...と思う、

夜桜見物でした。


さて、六義園に行くのに一つ手前の巣鴨駅で降り、歩いて行ったのですが、

たぶん元は武家屋敷が並んでいたのだろうと思わせる、

高い塀に囲まれた立派なお宅ばかり。

皆、申し合わせたように、セキュリティー会社の赤いシールが貼られて...。

「邸宅って言うのは、こういうのを言うんだろうな...。」と主人。


ここでもまた、溜息をつく二人でした。(笑)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 27, 2006 11:48:14 PM
[こよみ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X