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January 18, 2007
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カテゴリ:日々のつれづれ
昨日は、洋裁教室で仲良くなった方とお会いしました。

年が明けてから初めてお会いするので、久しぶりに話も弾み、

会話は、いま建設中の家に話に。


私より、ひとまわり上のその方なら、解ってくださるだろうと、

今の木造住宅事情について、つい熱く語ってしまいました。

事情について書くと、長く熱くなってしまうので(笑)

他のサイトに譲りますが、

最終的には、安いとはいえ外材使用ばかりで、

日本の木はなぜ使えないのかしら(使えても高額になる)という話に、

東北の農家ご出身の、その方は笑って言いました。


「だいたい、コビキサマがいないもの。」

「コビキサマ?」

「木を切る人!」

「....ああ、木挽きさま!」

木挽きさまという言葉を初めて聞く私は、

のこぎりを挽くマネをしながら答えました。


その方が言うには、ご実家は山もあるそうで、

自分と同じ年の木が、家を建てるくらいはあるとのこと。

木を切り、木の皮を剥ぎ、乾燥させ、山からおろし、町まで運び...と

高額なお金がかかるということもあるのですが、

その前に誰が木を切ってくれるの?

木挽きさまもいないのに...?

という話になるのだそうです。

当然のように、山は荒れているとのこと。


木挽きさまは、様とつくからには、尊いお仕事だったのかしらと聞くと

「尊いというか....やっぱり危険な仕事で、

誰にでもできることではないし、

自然への畏怖から、大きな木は精霊みたいなものがあると

考えていたでしょうしね。

それを扱う人だから...ね。」


私の実家はごく普通の、小さな家ではありますが、

大工さんがカンナで木を削って造っていました。

それが普通でした。

それから30年は経っていません。


日本林業の荒廃、なんて難しいことをいうつもりはありませんが

木挽きさまの話を聞き、ふたたび日本の山や木について

考えてしまう私でした。





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Last updated  January 18, 2007 09:45:30 PM
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