カテゴリ:投資
最近IPO狙いでやってますので、
「IPOのススメ」と題して、私のIPOの馴れ初めや IPOに対する考え方に関して書いてみたいと思います。 私が株を始めた昨年2005年は 株ブームがかなり加熱し始めておりました。 その中でもIPOだけを狙ってウン千万円 儲けた主婦とかそういう方もTVに 出演していたりしました。 僕は最初はIPOは当たらないし、 「本当にそんなに儲かるの?」って思ってましたが、 投資成績が振るわない時に思い切って参加してみました。 当時は見切り発進で、IPO関連のサイトで 初値予想を見たりして申し込んでました。 一応、目論見書も目を通すけど最初は、 どこを見て良いのやら全然判りませんでした。 でも、何件もこなす内にだんだんと 目論見書の内容などと初値の付き方なども 何となく判ってきました。 要は人気(知名度・成長性・業態のユニークさ)と 需給関係ですよね。(これらはIPOに限りませんが) 特に同時に売り出される株数と オーバーアロットメントには注意しないといけません。 オーバーアロットメントと言うのは 主幹事証券(とは限らないのかな?)が、 IPOをする企業から株を借りて売買できる という、簡単に言うとそういう制度だと 思ってます。 最近、3789 SCNのセカンダリに乗ったときには 大分、痛い目を見ましたが、その時に オーバーアロットメントで調達した株を 大量に売りつけているのではという噂を 耳にしました。 それが、真実かは判りませんが、 オーバーアロットメントがあれば その分、売られる可能性があるということです。 しかし、昨年末のみずほ(ジェイコム)ショックで、 証券会社の自己売買部門では存在しない株でも、 上場初日から大量に空売りできることが露呈しました。 証券取引所ではそのような売買を規制する方向に 動いているようではありますが。。。 とまぁ、時にはIPOは怖い一面もあるのですが、 騰落率で言うと公募価格を下回るのは稀です。 詳しいデータは面倒くさいの割愛しますが、 探せばIPO銘柄の初値価格やその後の価格変動を 追跡してデータ化したようなサイトもあるかと 思います。 少なくとも私がIPOを始めた昨年秋頃からでは、 東京スター銀行以外に公募価格を下回った例は 無いと思います。 公募価格割れが懸念されたSUMCOも、 結局は初値形成後も騰がり続け、 公募価格の2倍ほどまで行っております。 先日の日記にも書いたことなのですが、 公募価格割れさえしなければ、 IPOで損をすることは無いと言うことです。 抽選に外れても何ら損害はありません。 (当選したときに資金を振り込めば良い 証券会社もあるようです。) ただ厳密に経済学の概念で考えれば IPOで資金拘束されている間は 通常の売買に資金を使えないので、 その分の「機会費用の損失」があるのですが、 それさえも「持たざるリスク」と同じで、 確実という言葉が無い相場の世界では、 確かな損失とは言えないでしょう。 特に負けが込んでいて休息が必要な時や 株式以外の仕事が忙しくて相場に参加できない 時は、ただ資金を寝かして置くよりは、 IPOに賭けてみるというのは悪い選択では無い と私は思うのですが、いかがでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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