もくさんの瞑想部屋

今日、早速引っ越し大作戦のため、
部屋の片付けに着手したのですが、
懐かしいものが出てきました。



昔に漫画雑誌を買ったときに短編で
とても感動したので、切り抜いて
後生大事にとっておいたものです。

先ほど気なって調べてみたのですが、
どうも「赤マルジャンプ’９９ＳＰＲＩＮＧ」
に読み切りとして掲載されたもののようです。

現在、手に入るものとしては
以下の短編集に収録されているようです。
（私はこの短編集は持っていないのですが、
　おそらく間違い無いかと。。。）

・佐々木恵（ささきめぐみ）さん
　Short short show（Red）


とっても涙もろい私。
この作品見るたびに泣けちゃうんです。
３１ページの短編なのであらすじってのも
難なんですが・・・

私はネタバレしてても全然楽しめちゃう人なのですが、
そうでない人は是非、下のあらすじ・ネタバレは
読まずに、作品の方を先に読んで頂きたい。




あらすじ：
　恋に部活の一生懸命の１７歳の女子高生。
　ある日、交通事故に遭い怪我は大したことは
　無かったのだが、人が動物に見えてしまうよう
　になっていた。

　隣のベッドに入院していたパンダと仲良くなり、
　入院生活は楽しいものになった。

　※ 以下ネタバレのためフォント色を変えてます。
　　 読みたい方は、ドラッグで反転させて読んで下さい。

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　彼女が見えるようになったのは、
　その人の本性が動物の姿になったものだった。
　パンダが可愛くて仲良くなり、
　同じ１７歳の男の子であることが判る。

　時は経って、朝目が覚めると
　普通の人間の姿が見えるようになっていた。

　彼女は急いで隣のベッドをのぞいたが、
　パンダは既に退院した後だった・・・

　その時、彼女ははっきりと自覚した。
　そうパンダに恋をしていたのだ。


　それから、、、
　退院した彼女は街を歩く時に
　パンダに似た人を探すようになっていた。

　パンダはその人の本性であり
　外見は全然違うものであるはずなのに・・・

　そこへ同年代の男の子が声を掛けて来る。
　なんだ、ナンパか・・・そうガッカリした時、
　あの入院中に聞いた、元気な笑い声が・・・
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