もくさんの瞑想部屋

FX始めてから１０日ほどが経ちました。

１０日間で確定損益は＋１５，０００円。
ポジションは複数の通貨に分散して、
９万通貨単位で含み損２万強となっています。

何となくFXの方が合ってる？とか思ってます（＾＾；

その理由は１０日ほど前の日記に書いたのですが、
何と言ってもスワップです。

ポジションを建てている限り、
毎日チャリンチャリンとお金を運んできてくれます。

ちなみに現在、金利の高い通貨を中心に
９万通貨単位を持ってるんですが、１日当たり
大体１，６００円ほどのスワップが入ります。
（「大体」と言うのはスワップは毎日見直されるため）

週末、相場がお休みの間もちゃんと毎日
スワップが入ってきます。

で、このポジションを建てるのに資金は
７８万円を使っています。

つまり１日当たり、資金の０．２％ほどの
スワップを貰えることになります。

１月だとだいたい６％で４８，０００円ほど。

これって結構おいしくないですか？


ただし、注意しないといけないのは、
１０倍以上のレバレッジが
かかっているということ！

７８万円の資金で建てたポジションは
円換算で９００万円ほどの評価額になります。

為替レートの変動により思った以上に
評価額が動きます。


これをより良く理解するため、（前回FXについて
書いた日記と重複する部分があるのですが）
為替差益とスワップの関係を具体的に考えてみましょう。

例として米ドル１万ドルのポジションを建てたとします。
米ドル円＝１１０円、必要な資金は１０万円、
スワップは１５０円／日とします。

１ヶ月で１円ドル安円高になったとしたらどうでしょう。
為替差損が１万円発生するのに対して、
スワップは１ヶ月で４，５００円にしかなりません。

つまり短期で見た場合、
スワップよりも為替の値動きの方が、
資産に与えるインパクトが大きいわけです。

仮にこの先為替レートがほとんど動かずに
スワップだけで損を取り戻そうとすると、
約６７日間かかる計算になります。

これを考えるとスワップが毎日貰えるからと
いって、あまり安心はできませんよね。


そこで、もう一歩進んで他の通貨に関して考えてみます。

例えば英ポンド。
ポンド円＝２２０円、スワップ２７５円／日、
１万通貨単位を建てるのに必要な資金は
２０万円になります。

資金が米ドルの２倍必要になるので、
スワップだけを考えた場合は効率が悪くなりますが、
１万通貨単位あたりのスワップが高いことで
数字の見え方が変わってきます。

先ほどの米ドルと同じく１ヶ月で１円ポンド安円高
になった場合を考えて見ましょう。

為替差損は同じく１万円発生しますが、
スワップに関して言えば１ヶ月で８，２５０円になります。
この後、仮に為替レートがあまり動かなければ、
約３６日分のスワップで為替差損を取り返すことが出来ます。

もちろん、元々英ポンドが円に対して高いので、
米ドルよりも為替の変動幅が大きくなることは
考えられますが、でも少し安心しませんか？


安心な投資ほど儲からないというのは、
相場の世界でよく言われることですが、
少なくとも私には安心してスワップで少しずつでも
利益が積みあがっていくほうがやり易いです。

私はこんな感じでスワップの大きい通貨、
スワップの割高な通貨を中心にポジションを取ってます。

ポジションの取り方は株で学んだ方法です。
種玉を用意して、それより上で売って、下で買う。
それを繰り返して種玉が十分に安くなったら、
また押し目で買って、同じことを繰り返します。

今のところはまだ大きな下落に出くわしていないので、
たいした損切りはしてませんが、これからどうなるか・・・

基本的にはスワップ目当てなので損切り無しですが、
なんかでかい事件が起こって明らかに下落するとき
には損切りするしか無いでしょうね。。。