カテゴリ:投資
最近、こんな本を読んでます。
ちなみにFX自体に関する本ではなく、 題名通り外国為替に関する本です。 FXの取引などを勉強したい方は 他の本を探された方が良いでしょう。 (残念ながら私自身はFXを書籍で勉強していない ので紹介できる書籍はございません。。。) まだ半分ぐらいしか読んでないんですが、 興味深い内容があったので、忘れない内に ブログに残しておきたいと思います。 ・「外国為替相場はゼロ=サム・ゲームか?」 昔、株式投資を始める前にゼロ=サム・ゲームかを 考えたことがあります。 証券自体の取引は証券会社の手数料などを除外すれば まぁ、ゼロ=サム・ゲームであると言えると思いますが、 配当があり、それを再投資する主体が一定以上いるならば パイは増えていく、というのがその時、私が考えた結論です。 実際に株式を始めてからは色々と考えも変わりつつ ありますが、ここに書こうと思ったら こんがらがって来ましたので止めておきます(^^; で、FXを始める時にはゼロ=サム・ゲームかに 関しては考えなかったのですが、改めて考えれば 単純に言えばゼロ=サム・ゲームですよね。 ただ株式と大きく違うのは取引対象が 通貨(お金)であるということです。 投資ではない実需の大きなお金が動いていることが 市場に大きな意味を持たせていると思います。 ゼロ=サム・ゲームであれば、他の参加者から 搾取する以外に勝つ道は無いのですが、 実需は相場以外のところで損得があるので、 為替相場に関して言えば無頓着な参加者と 言うことができると思います。 そういった意味では外国為替相場は 真のゼロ=サム・ゲームでは無いと 言えるかと思っています。 ・2日間で30円の円高!? LTCM(Long Term Capital Management)って、 最近のアマランスの事件で良く見かけましたが、 何をしでかしたのか、この本を読んで初めて知りました。 1998年10月に、円キャリートレードで積んだ ドル買い円売りのポジションを溶かして、 48時間で30円もの円高の原因になったそうです。 とんでもないですね!! 歴史的に(しかもこんなに最近に)こんな 大事件があったんですね・・・知りませんでした。。。 最近、先物の円売りポジションが市場最大になっている ということが色んなところで言われていますが、 過去にこういう事件があったから皆警戒してるんですね。 やっと意味が判りました。 バブルよりも最近のことですよ。 歴史はまた繰り返すんでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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