カテゴリ:投資
予定していた通り、
11/3と11/10の終値を使って、 クロス通貨ペアと合成通貨ペアの 検証をしてみました。 結果は概ね理論通りといったところでしょうか。 検証は実際にクロス通貨ペアと合成通貨ペアを 取引してみた場合の円換算の損益を計算してみました。 やり方が正しいかどうか・・・ でも、そんなに大きな間違いはないでしょう、きっと(^^; ・ユーロドルの場合 ドル円 11/03 118.00/05 11/10 117.59/64 ユーロ円 11/03 150.08/13 11/10 150.98/151.03 ユーロドル 11/03 1.2717/22 11/10 1.2839/44 ユーロドル 1万通貨 ロング 0.0117 * 10,000 * 117.59 = 13758.03円 ドル円 12,717通貨 ショート 0.36 * 12,717 = 4578.12円 ユーロ円 1万通貨 ロング 0.85 * 10,000 = 8500円 ・ポンドスイスの場合 スイス円 11/03 94.10/17 11/10 94.70/77 ポンド円 11/03 224.34/42 11/10 224.70/78 ポンドスイス 11/03 2.3827/35 11/10 2.3716/24 ポンドスイス 1万通貨 ロング -0.0119 * 10,000 * 117.59 = -13993.21円 スイス円 23827 ショート -0.67 * 23,827 = -15964.09円 ポンド円 1万通貨 ロング 0.0088 * 10,000 = 88円 当初の思い通り、スプレッドが邪魔をして るような気がして、気持ちが悪い結果ですが、 スプレッドを2回含む合成通過ペアよりも クロス通貨ペアの方がパフォーマンスが 良いことが判ります。 ポンドスイスの場合、ユーロドルと比較すると、 合成通貨ペアとクロス通貨ペアのパフォーマンスの 乖離が大きくなりますが、 これはスプレッドの大きさの違い (ユーロ、ドルは5銭、ポンド、スイスは8銭) と、2通貨の価値の違い (ユーロドル1.27程度、ポンスイ2.37程度) を考えると妥当なところでしょうか。 実際には1万通貨単位など、 業者指定の単位で取引するので、 今回の検証のように綺麗な合成通貨ペアを 作ることは難しいです。 ともかく、合成通貨ペアの方が パフォーマンスが落ちるし、 手数料なども多く取られることになるので、 全く意味が無いことが良く判りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月12日 19時55分19秒
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