カテゴリ:投資
たまには、投資をやる上で役に立つ内容を書いてみます。
日々の売買で私が一番気をつけていることが、 ポジションの取り方・手仕舞い方です。 以前に記事の中で紹介しました。 http://plaza.rakuten.co.jp/mokusan/diary/200609100000/ http://plaza.rakuten.co.jp/mokusan/diary/200610020000/ 投資対象の地合もあるのでしょうが、 ここ3ヶ月ほどは、この方法を主に意識して 取引を繰り返し、順調に稼ぐことが出来ています。 そして10月頃、私がやっているポジションの 取り方・手仕舞い方が「半扱商い」というもので、 ずーっと昔の日本の米(こめ)相場の時代から 使われていた手法だということを知って驚きました。 もちろん先ず銘柄選びがありきですし、 特別な才能があってベストのタイミングでの売買が できるという人には半扱商いは全く必要ありません。 この手法はある意味、「ベストの売買は難しい」 「人間は精神的に弱い」ということを前提に、 細かいミスをかき消すための手法ということが 言えるかと思います。 具体的な方法は『三猿金泉秘録』にある相場格言、 「一度に買うは無分別、二度に買うべし、二度に売るべし」 という言葉に表される通りです。 具体的な私が実践している方法に関しては、 前述の記事の内容をご覧下さい。 私の場合、利乗せ(含み益のある状態で買い増すこと)は 最初の頃はあまりしていなくって、主に買い下がりという 方法を取っていました。 ですが、良い地合の中で利を伸ばすためには利乗せも 積極的に活用する必要があると感じ、最近では、 最初に建てたor既に手仕舞いした玉の建値にこだわらず、 イケると思ったところではポジションを取るようにしています。 それと、ポジションの建値が同じようなものばかりになる (玉=ダマになる)のは宜しくない状況ですので、 かなりの可能性で底値だと思えるところでも無理して 複数枚買うよりは、少し下で指しておいて、 買えなければ利乗せという方法でポジションを追加する という形の方が良いと思っています。 売りのタイミングに関しては、以前は噴いてしまうと 往ってこいが怖くて複数枚をいっぺんに手仕舞いする こともありましたが、最近は1枚ずつ少しでも 様子を見ながら売るようにしています。 これは、最近の投資対象の地合が良かったので、 利を伸ばすための工夫です。 あと、今日この記事を書いていて思ったこと。 相場格言の中で「二度に」と限定していることは 意味があるのでしょうか!? ただ、「いっぺんに売買するな」ということを 言いたいだけと取るのが一般的でしょうが・・・ 私の場合は3度でも4度でも分けて売買します。 全てを手仕舞いせずに一部売って、一部買戻してを 繰り返す場合もあります。 ちなみに上記で紹介した格言は、 以前に読んでいた相場格言の本に載っていました。 あまり、記憶に残っていなかったということです。 相場格言は本当に有用なことを教えてくれますが、 その真意はなかなか判らなかったりします。 自分の経験から掴んだものが相場格言と同じだった時、 本当に自分の力になったような気がします。 でも本当は格言が本当に言いたかったことと、 自分の解釈が違うということも 大いにあるでしょうけどね(^^; おまけに・・・ 半扱商いを私が実践した例が記事に残って おりますので、ご参考までに。 ・一日で完結したパターン http://plaza.rakuten.co.jp/mokusan/diary/200609120000/ ・複数日にわたるパターン http://plaza.rakuten.co.jp/mokusan/diary/200610260000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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