テーマ:オプション・ワラント(12)
カテゴリ:投資
南アランドもワラントによるヘッジの検証のために
水曜日からポジション持ってます。 ・南アランド/円 17.13円 2万通貨 金曜23:50のレート:17.57円 スワップポイント累計:約250円 損益:約9千円 ・南アランドeワラントプット18 権利行使価格:17円 満期日:2007/12/19 3.26円 2,000ワラント 23:50の買気配:2.07円 本源的価値:-0.13円 → -0.57円 時間的価値:3.39円 → 2.65円 損益:-2,380円 ・南アランドeワラントプット19 権利行使価格:17円 満期日:2008/04/09 6.73円 2,000ワラント 23:50の買気配:5.43円 本源的価値:-0.13円 → -0.57円 時間的価値:6.86円 → 6.00円 損益:-2,600円 ワラントを2種類に分けて買ったのは、 満期日の違う2つのワラントの比較のためです。 ワラントを2,000ずつしか買っていないのは、 1ワラント当り原資産数が5だからです。 NZドルのワラントの場合は 1ワラント当り原資産数が1だったため、 NZドル1万通貨に対し、1ワラントとなります。 NZドルの方では時間が経過したにも関わらず、 ワラントの時間的価値が増加しており、 おそらくボラティリティの上昇のためと解釈しました。 南アランドの方は、本源的価値も低下しましたが、 時間的価値もちゃんと減少しています。 こちらの方が直感的には判りやすいと思います。 ただし、時間的価値の減少度合いが 純粋に時間の経過のみによるものかどうかは判りません。 ちなみに今回の南アランド+プットの損益分岐ですが、 プットの種類ごとにまとめておきます。 ・南アランドeワラントプット18 権利行使価格:17円 満期日:2007/12/19 コスト:3.26円×2,000ワラント=6,520円 予想受け取りスワップ:約2,000円 円安の場合 → ランド円=17.13 + (6,520-2,000)/10,000 =17.59円 以上で利益 円高の場合 → 常に損失 最大損失=(6,520-2,000) + (17.13-17.00) * 10,000 =4,520 + 1,300 = 5,820円 ・南アランドeワラントプット19 権利行使価格:17円 満期日:2008/04/09 コスト:6.73円×2,000ワラント=13,460円 予想受け取りスワップ:約6,500円 円安の場合 → ランド円=17.13 + (13,460-6,500)/10,000 =17.83円 以上で利益 円高の場合 → 常に損失 最大損失=(13,460-6,500) + (17.13-17.00) * 10,000 =6,960 + 1,300 = 8,260円 NZドルの場合と同じく、今回も一定以上の円高時には 100%のヘッジとなるようにしているので、 最大損失は限定されるはずです。 上記の2つのプットを見比べると、 満期日の長短によりどちらが有利とは 一概に言い難そうですが、 どちらかと言うと期間の長い方が、 ヘッジコストは割安と言えるでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月28日 17時14分03秒
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