テーマ:オプション・ワラント(12)
カテゴリ:投資
前回、前々回の日記で、ワラントの
本源的価値、時間的価値に関して 言及しましたが、 私の認識に誤りがあったように思います。 本源的価値はマイナスにはならないのかも。 ↓前々回の日記より > 現在のNZドルeワラントプット24に関して言えば、 > 価格2.53円のうち、 > 権利行使価格を超える部分 87.53円-86円=1.53円 > (ただしプットなのでマイナスとなる) > が本源的価値。 > 価格2.53円から本源的価値を差し引いた > 2.53円-(-1.53円)=4.06円 > が、時間的価値ということになると思います。 本源的価値は0円、 時間的価値は2.53円。 > 一方、今回購入したNZドルeワラントプット24、 > 私が購入した火曜日の時点で、 > 原資産価格86.53円、価格3.21円、権利行使価格86円。 > つまり、本源的価値-0.53円 > 時間的価値が3.74円となり、 > 実は購入時より時間の経過した金曜日時点の方が > 時間的価値が増えています。 本源的価値は0円、 時間的価値は3.21円。 つまり先週火曜→金曜の間で 時間的価値は3.21円→2.53円となり、 0.68円の減少が見られる。 というのが正しいようです。 今、思っていること。 時間的価値の減少はやはり存在しており、 それはNZドルのスワップポイントより大きい。 つまり、ワラントの満期償還に頼るのは、 大きく円高に傾き、ワラントが ディープ・イン・ザ・マネーになった時のみ。 ということで、検証用のNZドルのポジションは 利が乗ってる今のうちに解消してしまいました(^^; ポジション保持期間:10/23→10/30(7日間) ・NZドル/円 レート:86.53→88.11(+1.58円) スワップポイント:1,224 ・NZドルeワラントプット24 権利行使価格:86円 満期日:2007/12/19 10,000ワラント 買値・売値:3.21→2.14(-1.07円) 損益:+6,324円 ちなみに売買手数料は計800円程度です。 1.58円分の円安で約6,000円の利益。 ヘッジコスト10,700円は妥当なのか? まぁ、利益の出る場合には ヘッジの有り難味は判りませんからね。。。 損切りをちゃんとやっていく方が効率的かもしれない。 でもワラントによるヘッジの場合、 値動きの荒さのために変なところでストップロスオーダーに 引っ掛かるという可能性が排除できる利点はあります。 しばらくはFXとワラントの組み合わせの検証を 続けていこうと思ってます。 今回決済しちゃったポジションに関しても、 今後どうなるか追跡します。 今までの経験から次に生かせそうなもの。 ・FXのスワップポイントよりもワラントの時間的価値 の減少の方が大きいので、ポジションの保持期間は 短期が良い ・ボラティリティの低い時に買って、 ボラティリティの高い時に売る (本源的価値・時間的価値に関する誤解はあったものの、 ボラティリティのワラント価格への影響は確かにある) ・ワラントは少しずつ買い足していくという戦略もありかも 特に満期日を意識してロールオーバーを行いたい場合 今後、勉強したいこと ・満期日の近い/遠いワラント、 どちらが有効かはもう少し見極めたい 時間的価値の減少は満期日の遠い方が少ないはずだが。 ・ボラティリティのワラント価格への影響 ボラティリティに方向ってあるのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月30日 11時49分34秒
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