テーマ:アートワーク。(107)
カテゴリ:色彩。
けさは
おだやかに 良く晴れて 日差しは 明るく 春めいて きましたが 気温は けっこう 低めでしたね。 写真は えんどうまめのある マンションの隣の 空き地に できていた 霜柱です。 ☆ きのうは カラー・ライフシンボル お絵描き講座の最終回で 白色と灰色 そして トータル・リーディングをしました。 ☆ 白色・黒色・灰色の世界は 実際にその世界を体験してみると それまでの有彩色の 彩り豊かな世界とは まったく別な世界であることに 気づかされます。 色の中に 同列に モノトーンの 白・灰色・黒色が あるのではなくて 有彩色というひとつの軸と 無彩色というひとつの軸が それぞれあるという感じで その二つの軸を マイワールドの中に どのように設定するかということは その人の生き方や個性に 実はとても大きな影響を 与えていると思いました。 無彩色の中では 黒と白は 極端な事象に 対応されるもので あるわけですが 灰色というと こんどはその 「極端さ」の 対極に位置する 「おとなしさ」のようなものを 持っていることになります。 ☆ きのう取り上げた中で この灰色について 興味深かったのが 「ロマンス・グレーの灰色となると、熟年のわびしさとともに抑制のきいた男の受容性を象徴し、その灰色が娘心を刺激するのである。」 という言葉や 「江戸時代には灰色(ねずみ色)の多様なバリエーションが生み出され、洗練された灰色文化が展開されている。」 という文章、そして 「この灰色文化がいわゆる「わび・さび」の文化の一翼として欧米の文化を刺激し、日本文化の特性を評価させるのに貢献もしたのである。」 という言葉でした。 『色彩語事典 色の単語・色の熟語』香川勇・長谷川望 編著 黎明書房 1998年 より。 灰色の中に 美しさを見出すことは いっけん何気ない ふだんの生活の中に 味わい深さを感じることに 似ていると思いました。 ☆ そして最後の トータルリーディングでは やはり 一枚一枚見ていた時には 浮かんでこない特性が 浮かんで見えることが とても興味深く思えました。 シンプルな 赤色 橙色 黄色 緑色 水色 紺色 紫色と 白色 黒色の 9色だとしても 色彩の世界は 生きている世界で 奥が深くて 「けして侮れないぞ! というのが 実感だね」 という結論に 達しました。 ☆ 色彩占星術と カラー・ライフシンボル お絵描き講座も またしばらく お休み熟成期間に 入らせていただきます。 きっとたぶん また秋くらいには 再開するのでは、と 感じていたりもします。 いろいろな たくさんの ご協力などを いただきまして どうもありがとう ございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.02.18 11:15:51
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