テーマ:占星術(788)
カテゴリ:占星術のつぶやき。
「ひとは、自分が嘘をついた場所からは、無意識的に、逃げ出す心理を持っている。」という言葉を、前に耳にしたことがあります。
それで、自分の心の中に起こる、エネルギーの方向性などを、よくよく観察してみますと、たしかにそのようなことは、無意識レベルで起きていると、思いました。なのでそれ以来、わたしは特に、大切にしたい場所では、意識的に嘘はつかないようにしようと、思っていたりします。 ただ、このことは、いつでも・どこでも・誰にでも言える、普遍的なことなのかどうかは、わかりません。 占星術的に「思考パターン」や「脳内構造」をも示す水星のコンディションが、どのようになっているかによって、この言葉が適応される状況も、変化してくるのかもしれません。 土のサインに比べて、火や・風や・水のサインの場合は、もともとに「留まりにくい」性質があると思います。それらは、瞬間的であったり・変化することを良しとしたり・流れて移ろうのが、本性なところがあるからです。 なのでそういう意味においては、これはいちばん、土のサイン向きの、言葉なのかも知れません。 また「嘘」と「ほんとう」と言ったことも、実はとても複雑に絡み合ったものであることも、大人社会ではあることでしょう。心理的な裏腹さが同時に存在することも、あったりしますよね。 だけど、このシンプルな原理は、ちょっと注意を向けてみると、ずいぶんと身の回りのエネルギーがシンプルに整理される働きを持つので、すっきりしているのが好きな人には、お勧めの言葉かと思います。 いずれにしましても、トランシットの海王星が魚座に支配星回帰しました今、嘘というのは、何なのだろうかと、思ったりもしています。(嘘というのは、海王星や魚座的なものな、わけですので。) もちろん嘘には、嘘の効用なるものも、あったりも、することでしょうね。 ましてや、まったく嘘のない世界というものを、想像した時には、そこはなんと、殺伐たる世界であったりもするだろうか、と、思ったりもしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.01.20 16:07:47
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