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♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2012.05.25
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カテゴリ:色彩。
紫色にフォーカスしてから、まず目に飛び込んできたのは、髪の毛を紫色にカラーリングした人たち。

それは、実際に街ですれ違う人たちであったり、またはテレビの中に出て来た人であったり、しました。

4月21日に、Color Life symbol紺色の会があったのですが、さっそくその翌日の朝、Eテレの日曜美術館で、セザンヌの研究者という(たぶんフランス人の)初老の男性が、白髪を紫色にカラーリングしているのをかわきりに、(そのおおかたは白髪のおばあさんなのですけれど、)頭を紫色にしている人と、一か月の間に、ほんとうにこれでもかというくらい、なんどもなんども会いました。

『心を探る色彩マップ Color Life symbol』飯塚書店 2005年の中で、松村先生は紫色を「既存の枠に風穴を開ける」として、次のように書いています。

「すべてにおいてラジカルな行動や考え方をあらわします。現実の価値観にとらわれず、もうひとつ異なる次元にジャンプしたいと思っている。孤立的で、人と違う感性を持ち、日常的な穏かさの中に入りにくい面があります。宗教性などにも関係します。」

そういえば、紙を紫にカラーリングしているおばあさんたちは、世代的に獅子座冥王星の初期度数の人たちかも知れないと、思いました。そのあたりの世代の人たちに、上記の特質が顕著に表れたとしても、それはとても納得です。

わたし個人的には、昨年に引き続き、やはり色彩のグラデーションの中で、紫色が一番わからない、ということを自覚するに至りました。

一年前にほうが、紫色に対して嫌悪に近い感情を持っていたように思うのですが、一年後の今回は、「わたしはどうも紫色を、自身の色彩とすることなく、他者にゆだねてきてしまったようだ。」という自覚に至ったような、そんな感じです。

「自分には関係の無い色彩」と、「自分以外の人に、頭頂の紫色を任せていた」、そのように思いました。「他の誰のものでもない、頭頂の紫色を、自分のものとして取り戻す手掛かり」として、次のような文章にも出会うことができました。



「死後の人間は、まず自分の道徳性をあらわに示す姿になり、ついで、宇宙を映す球体へと変化する。さらに高みに至ると、一つの言葉になる」と、シュタイナーは『超感覚的人間』(一九二三年)で述べています。その言葉、つまり自分の「永遠の名前」を知ることが、輪廻を貫く自分のテーマを知ることであり、「自分の星}を知ることになります。自分の永遠の名前を知り、自分の星を知ることができれば、宇宙的な時間の流れの中で、今世をどう生きるべきかが明らかになるはずです。

『精神科学から見た死後の生』ルドルフ・シュタイナー 2000年 風涛社のなかの、「編訳者あとがき」より、西川隆範さんの言葉。





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Last updated  2018.12.05 20:23:50


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