カテゴリ:占星術に関すること。
最近、ある悩みごとのご相談を受けまして、それに対して占星術で答えて行くということがありました。
それはなにも、それほど特別なことではない、ある意味オーソドックスな、いつもの、占い・鑑定・リーディングだったわけですが。 ただ、その時にふと、占星術を使うことと、占星術を使わないことの、違い、に、目が行きまして。 そのことについて、今回ブログに、書いてみようかと、思いました。 書くことで、自分自身のなかでも、なんとなくというものが、すこしはっきりとなって行くような、そんな気がしたものですから。 手探りで探る感じの文章となると思いますので、だからちょっと、うまくまとまるかどうかは、わからないのですが。 占星術を使わない場合は、通常、その起きた出来事に対して、過去の経験や、周りの人のアドバイスで、判断して行こうとします。 一方、占星術を使う場合は、チャートを見て、判断して行くわけですが。 その時に起こることとして、占星術を使うと、たとえば「他の11もある。」ということが、わかるという効用があるのだと、今回あらためて、ちょと新鮮に、認識できた感じがしました。 「他の11」というのは、占星術で使う12サインのことなのですが。 誰もが、ひとつの天体はひとつのサインに属していまして。 たとえば、金星というひとつの天体。これは、「お友だち・楽しみごと・お金・美しさ・趣味・恋愛」などに関する天体ですが。 誰もが、それはひとつのサインの色に染まっていまして、そこからいろいろなことを、「見たり」「感じたり」、「内的な衝動パターンとして」持っていることになります。 ときどき、関わった相手は、どうやら「そこのところ」が、自分とは違うみたいと、気がつくことはあったとしても、占星術とかのツールを使わないと、なかなか、自分以外の金星には、どのようなものがあるのかは、わかりにくいのでは、と思います。 占星術を使うと、12の金星を俯瞰する視線が手に入るので、自分以外の個性を知る手がかりを、得ることができます。 ほんとうは占星術は、もっと緻密な体系なので、ハウスやアスペクトなどを入れると、12以上の、もっと細かな特質を、見て行くことになるわけですが。 実体験のなかでの経験で身につけたことも、とても大切なことであると思うのですが、そこに「他の11」をも、俯瞰してみる視線が加わると、自分以外の他者を知る手がかりとしては、かなり有効なものとなるのだと、思いました。 占星術をお勉強している人たちの間では、これらのことはあたりまえのことでもあるわけですが、占星術の実用のなかで、その効用について、また一つ再確認がて来たように、思ったりもしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.11.23 12:02:07
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