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♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2013.03.25
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今日はこれから、十牛図第八図のお絵描き講座があります。

この講座は、月に一回のペースで開催しているのですが、今回、講座の日が近づくにつれ、なんどもなんども、私の中で立ち上ってくることは、ホ・オポノポノの存在でした。



オポノポノが日本にも紹介されるようになって、もう何年も経ちますが、私の中でもオポノポノとの距離には波があり、近づいたり、遠のいたりしてきました。

今回、第八図で再びクローズアップされてきたオポノポノは、八図としてのオポノポノという感じでしょうか。

このことについて、お出かけ前のこの時間、まとめて端的に書くことは、けっこう難しいかも知れないのだけど。



オポノポノを紹介した本を、私は何冊か購入し、だけどブックオフに手放し、といことを繰り返していて、今手元にあるのは、こちらの二冊です。


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他にも良い本があるかも知れませんが、わたし的には、オポノポノに関しては、この二冊があることで、ちょうど良いバランスが保たれている感じがします。

この二冊は、ちょっと陰と陽のようなエネルギーを持っていて、その両方があることでちょうど良いような、そんな感じがしています。



今日の第八図では、「自我意識と自己意識」の違いについても、ちょっと触れることにしています。

その時の参考には、『無意識の構造』河合隼雄、著 中公新書 1977年を、参考図書として使う予定にしています。

ここには、自我意識と自己意識の違いについてが書かれていて、大変興味深いのですが、たとえばその一例をあげると、「自己について、もっとわかりやすく説明してくれ」というみんなの要望に対して、Jungが「ここに居る私以外のみなさん、それが自己です。」といったお話しとかが、紹介されています。

またこの本で、河合隼雄氏は、「自己とは世界のことだ」とも、書いておられます。

そしてまた、この本には、東洋(日本)では、自我と自己の区別が、明確ではないということも書かれています。



これらの、Jung心理学における自我と自己は、十牛図の第七図から第八図への移行を考える時に、とても参考になると、私は思いました。

そして、オポノポノは、とても第八図的であると、今回の講座に向けてのわたしの内的な流れの中で、再確認する動きがありました。(毎回どの講座の時も、内的に新しい波がやって来て、それと対話することは、私にとって、とても楽しいことなのです。)

ありがとう。
ごめんなさい。
許してください。
愛しています。

オポノポノのこの四つの言葉を唱えることは、第七図の自我を溶解させる働きがあると、思いました。



十牛図の研究者の中には、第七図までと、そのあとの第八図・第九図・第十図の三つの位置づけを、まったく別のものとする人たちが多いことも、わかり始めています。

つまり、第七図までは、数の原理の小石並べ算のようにステップを経たもの、そして第八図以降の三つは、パラレルワールド的に同時に存在するもの、という位置づけの解釈です。



先ほど取り上げた本の中で、河合隼雄氏は、「自己としての自然」についても触れています。「東洋においては、石に自己を見ることも古来から多くなされて来た」というのです。

このことは、自然そのままの姿が描かれている、十牛図の第九図にリンクすることとも思われました。





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Last updated  2018.08.06 17:26:57
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