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♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2013.07.25
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小学校三年生の夏休み、と記憶しているのですが、おそらく父だったと思いますが、誰か大人に連れられて本屋さんに行って、「好きな本を、どれでも一冊、買ってあげるよ。」と言われた記憶があります。

場所は、福島の郡山だったようにも、思います。

わたしとしては、本屋さんで、自分で本を選んで、買ってもらうことができた、初めての体験だったので、とても印象に残っています。

それで選んだ本は、伝記で『キリスト』でした。

なんで、『キリスト』だったんだろう?

その頃のわたしの身の回りには、宗教や占いやスピリチュアルな世界と関わって生きている人は、だれ一人いない環境でした。

だけど、純粋に一番欲しかった本が、その本であったことは、とても良く覚えています。



合唱団に入って、おもにレクイエムに関心を持って、それを歌っていました。

それはちょうど、プログレスの月が牡牛座に居た、ぴったり2年半だったのも、不思議と言えば不思議です。

本格的に合唱をやったのは、その時が初めてで、それでわかったことですが、私が属していた合唱の世界は、大きくは、二つにわかれていました。

ひとつは、キリスト教の宗教音楽。
もうひとつは、はなやかなオペラの世界。

このふたつは、光と影のように、分かれていました。



ギリシャ神話に今までよりも深く広く触れ始めて、だけどギリシャ神話は、この二つが分離していないところが、とても興味深いと思いました。

神さまと恋愛が、未分離の世界なので、とても元気な世界です。

確かシュタイナーは、「ギリシア神話は、アストラルのはなしなのだ」と、言っていたような記憶があります。

アストラル体をロジック化したものが、アストロロジーつまり占星術であるとしたら、ギリシャ神話と占星術の親和性が高いのも、納得なことだと思います。



前世というものがあるとして、そして私のそれのいくつかには、修道女のような生き方があったとして。

その切り口から浮かび上がるわたしは、どうしても、H96のような濃い感情を、苦手とする傾向が、今まであったように思うのですが、その根の深い意識を変えてくれたのは、ダンテの『神曲』の地獄篇との出会い、でした。

そういった意味において、ダンテ『神曲』は私にとっては、生きる上での実用書となっています。

今回の人生において、生きている間に、ダンテ『神曲』の地獄篇と出会えたことは、大きな収穫のひとつのように、思えています。



宗教音楽とオペラの統合が、ギリシャ神話にはあるとして、占星術とともに生きて行こうとしているわたしとしては、その世界を探訪することは、とても楽しみなことです。

でも、もうひとつ、いつも一緒に生きていたいと思っているスピリッツとして、環太平洋のものがあります。





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Last updated  2018.10.17 08:39:54
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