カテゴリ:占星術のつぶやき。
小学校三年生の夏休み、と記憶しているのですが、おそらく父だったと思いますが、誰か大人に連れられて本屋さんに行って、「好きな本を、どれでも一冊、買ってあげるよ。」と言われた記憶があります。
場所は、福島の郡山だったようにも、思います。 わたしとしては、本屋さんで、自分で本を選んで、買ってもらうことができた、初めての体験だったので、とても印象に残っています。 それで選んだ本は、伝記で『キリスト』でした。 なんで、『キリスト』だったんだろう? その頃のわたしの身の回りには、宗教や占いやスピリチュアルな世界と関わって生きている人は、だれ一人いない環境でした。 だけど、純粋に一番欲しかった本が、その本であったことは、とても良く覚えています。 ☆ 合唱団に入って、おもにレクイエムに関心を持って、それを歌っていました。 それはちょうど、プログレスの月が牡牛座に居た、ぴったり2年半だったのも、不思議と言えば不思議です。 本格的に合唱をやったのは、その時が初めてで、それでわかったことですが、私が属していた合唱の世界は、大きくは、二つにわかれていました。 ひとつは、キリスト教の宗教音楽。 もうひとつは、はなやかなオペラの世界。 このふたつは、光と影のように、分かれていました。 ☆ ギリシャ神話に今までよりも深く広く触れ始めて、だけどギリシャ神話は、この二つが分離していないところが、とても興味深いと思いました。 神さまと恋愛が、未分離の世界なので、とても元気な世界です。 確かシュタイナーは、「ギリシア神話は、アストラルのはなしなのだ」と、言っていたような記憶があります。 アストラル体をロジック化したものが、アストロロジーつまり占星術であるとしたら、ギリシャ神話と占星術の親和性が高いのも、納得なことだと思います。 ☆ 前世というものがあるとして、そして私のそれのいくつかには、修道女のような生き方があったとして。 その切り口から浮かび上がるわたしは、どうしても、H96のような濃い感情を、苦手とする傾向が、今まであったように思うのですが、その根の深い意識を変えてくれたのは、ダンテの『神曲』の地獄篇との出会い、でした。 そういった意味において、ダンテ『神曲』は私にとっては、生きる上での実用書となっています。 今回の人生において、生きている間に、ダンテ『神曲』の地獄篇と出会えたことは、大きな収穫のひとつのように、思えています。 ☆ 宗教音楽とオペラの統合が、ギリシャ神話にはあるとして、占星術とともに生きて行こうとしているわたしとしては、その世界を探訪することは、とても楽しみなことです。 でも、もうひとつ、いつも一緒に生きていたいと思っているスピリッツとして、環太平洋のものがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.10.17 08:39:54
[占星術のつぶやき。] カテゴリの最新記事
|