カテゴリ:占星術に関すること。
ゆうべ、双子座について、考えていました。
考えていた、というよりも、正確には、「私にとっての双子座を更新していた。」という感じです。 ☆ 誰にでも、苦手なサインというのがあると思いますが、双子座は私にとって、苦手なサインのひとつだったと思います。(すこし過去形です。) 苦手なサインのことは、良くわからない。 また、わかろうとすると、どちらかというと最初に、欠点のほうにばかり、目が行ってしまう。 そんなことが、あるかと思います。 ☆ わたしのネイタルチャートの中の、乙女座の4天体は、かつて、とくにその天体の年齢期の頃など、双子座を苦手としていた実感があります。 それが、天秤座の木星期に入ってから、ずいぶんと、同じ風のサインの双子座理解は、ポジティブなものに、変化したということがありました。 だけど、まだまだ、良くわからないところがあると思います。そんな、ちょっと、かゆいところに素直に手が届かないサインが、私にとっての双子座です。 ☆ だけど、今、ギリシャ神話あたりからの理解も加味されて、私の双子座観に、活き活きとした変化が、起きはじめている感じがしているのです。 双子座神話では、「なんで、双子なんだろう?」という、素朴な疑問も、起きました。 ☆ そしてまた、双子座というサインに、わたしのまだ知らない何かがありそう、という気配は、先日の東京星図めぐりの皇居一周の時に、強く感じました。 http://d.hatena.ne.jp/coroe/20130614/1371216750 皇居の中で、双子座地区の方向あたりに、二重橋がある可能性があるのですが、そこでは、しつこいくらいに「二重」という意味が、繰り返されている感じでした。 それはまるで、大地の中に「二重」という養分が色濃く眠っていて、そこから生える植物は、枯れても、壊れても、また「二重」のものが、生まれてくるような、そんな感じでした。 この日本の皇居の「二重」ということと、12サインの「双子」ということの間には、意味の本質として、とても大切なことがあるような、そんな直感を感じたりしていました。 ガツンとした手ごたえの本質部分が、なにかわたしに、「気がついて」と言っているような、そんな感じがしました。 ☆ だけど、なかなか、わかるところにまで、行かなかったのだけど。 ゆうべ、石井ゆかりさんの『双子座』の本の中で、「双子座の人は、対象の中に、自分のカケラを、探している。」というような表現と出会い、「なるほどな。」と思いました。 石井ゆかりさんによると、「双子座の人は、その、対象の中に見つけた自分のカケラをもとに、いろいろなことを、知って行くのだ」というようなことでした。 ☆ 「僕のカケラを探している。」というフレーズで有名な、『ぼくを探しに』という絵本があります。ご存知の方も多いのではないかと思います。 この絵本の著者の天体配置は、どのようになっているのか、見てみたいと思いました。 シェル・シルヴァスタイン 1932年9月25日生まれ。 この著者の人は、太陽天秤座02度で、双子座01度のキュローンと、トラインになっています。 太陽天秤座が、双子座にトラインになっているので、この著者のカケラ探しのおはなしでは、「パートナー探し」の要素が、強く表現されることになっているのですね。 石井ゆかりさんの本では、カケラ探しと言っても、純粋に双子座サインのそれは、「自分自身」を見つけることと、なっています。 ☆ 一般的には、牡羊座を一番目のサイン、牡牛座は二番目のサイン、双子座は三番目のサインと考えます。 ですが、数字の持つエネルギーも考慮に入れて考えてみた時に、牡羊座には「0」の数霊が、牡牛座には「1」の数霊が、双子座には「2」の数霊が働いていることを、見出すことができることに、気がつきました。 双子座は「2」なので、「双子」だし、「二重」なのだと、思いました。 双子座ではじめて、自分以外の対象や他者が出現します。 このまま延長して、 蟹座には、「3」 獅子座には、「4」 乙女座には、「5」 天秤座には、「6」 蠍座には、「7」 射手座には、「8」 山羊座には、「9」 水瓶座には、「10」 魚座には、「11」 という数霊のあてはめが、本質的にできることとなのかどうなのか、ギリシャ神話とのすり合わせの中で、しばらく検証して行ってみたいと、思っています。 ☆ 「太陽サイン占い」が普及して、「自分は○○座です。」ということを知らない人は、ほとんどいないくらいに、なっています。 占星術を本格的に勉強し始めた頃は、ネイタルの10天体が配置されているサインに、理解が進みます。 12サインに、凸凹なく理解が進むことは、わたしの今の理想です。 ☆ 最初に出会う、他者としての、兄弟・姉妹も、双子座の象意です。 なるほど、その時に、相手の中に自分のカケラを見つけることで、自分を知るというエネルギーが働いているのだと思うと、双子座への理解が、ぐう~んと進みます。 そしてまた、そのカケラ探しをして行く必要性から、双子座には、次々に変化して行く流動的な環境が必要なのだ、ということも、納得がゆきます。 ☆ 苦手だったサインの、かゆいところに手が届き始めると、ほんとうに停滞していたところに、活発なエネルギーが流れ始める実感があって、とってもおもしろいです。 そうそう、誰の中にも、どこかのハウスに、双子座はあるのですよね。 双子座が無い人は、どこにも、居ないのでした。 12サインへの理解が深まることは、マイワールドが、彩り豊かに、広がって行く実感の手ごたえがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.06 14:39:21
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